deodato



●DEODATO “PRELUDE”


1972年にブラジル出身のエウミール・デオダートが出したアルバム。
全てインストで構成されていて、フュージョン・クロスオーバーのジャンルに
含まれる作品だと思います。


邦題は「ツァラトゥストラはかく語りき」で、元はクラシック作品の
このタイトル曲(映画『2001年宇宙の旅』のテーマ曲でもある)を斬新に
ファンキーなフュージョン作品に仕上げヒットさせたことで
プロデューサー・アレンジャーとしての知名度があがったそうです。


個人的には3曲目「Carly & Carole」が最も気に入っています。
フルート+エレピ+暗めのボッサ+熱いドラムという組み合わせが

自分の中のツボにはいったのですが、曲の長さが3分台で集中して

サクっと聴けるところも良いですね。

ちなみにアルバム全部通しても30分くらいしかないので
かるく1日2回は聴けます。


あとはやはり、全編を通してグイグイと全体をプッシュしてスリリングなサウンドを
作っているロン・カーターとスタンリー・クラークという
「厳密には正確じゃないんだけど最強にかっこいい演奏をする2大巨頭」だと勝手に
僕が思っているベースのコンビが素晴らしい!

無機質になりがちなジャンルの音楽に、彼らのベースが生命を与えているといっても
大袈裟ではないと思います。最高だ。



ちなみにこの作品に続く73年の『DEODATO 2』というアルバムもまた凄いのですが
ジャケが顔面アップすぎてちょっと手元に置いておくのがためらわれるという
自分の中では残念な扱いになっています。こっち見るなって。


deodato2