●Myriam Alter “alter ego”
ベルギーで活動する女流コンポーザー・ピアニスト
ミリアム・アルター97年の作品。
二管を加えたジャズクインテットでヨーロッパらしい
繊細でリリカルな作品になっています。
このCDではミリアム・アルター本人は演奏に参加せず
ピアノはケニー・ワーナーにまかせて
作曲とアレンジに専念しています。
ベースのマークジョンソンのソロから始まる
ドラムレスの2曲目"warmness"が特にメロディが美しく
これだけ何度も聴いてしまいます。
このCDもジャケットだけ見て買いました。
おそらく撮影のモデルはミリアム・アルター本人なのですが
彼女が曇りガラスの向こう側から手を伸ばしている様子が
全体的に内向的なこの作品のサウンドと合っている気がします。
(ちなみに裏ジャケットはその曇りガラスに
手だけではなく鼻を押し付けていて若干不細工な感じです!)
あまり売ってないCDだとは思いますが、
万が一どこかで思い出したら手にとって見てください。