ジャケは2種類あるみたいです。


●chick corea friends


あけましておめでとうございます。今年最初のレビューは
ジャズピアニスト、チックコリアの1978年作品『FRIENDS』です。
ちょうど30年前ですね。


サックス&フルートにジョー・ファレル、ベースにエディ・ゴメス、
ドラムにスティーヴ・ガッドを迎えた強靭なカルテットで
アグレッシブな演奏を繰り広げます。

2曲目"Waltse For Dave" 4曲目"Samba Song"
8曲目"Cappucino"といったあたりは
僕の中の『いつかかっこ良く演奏できるようになりたいリスト』
にランクインしています。


このCDを最初に聴いたのは確か高校生の時でした。
まだベースを始めて間もない頃で、
ジャズなんかあまり聴いていないころだったので
ベースのエディゴメスの凄さに驚くばかりでした。

そして自分もいろいろ演奏活動をするようになって
改めて聴いて気づいてしまったのがドラムのスティーブ・ガッドの
変態といっても過言でない超絶さでした。
今でも聴くたびに『ガーン!この人こんなことやってたのか!』
と、その技巧に驚かされてしまいます。


ジャズというと『渋い』『落ち着いた』などと、ひと括りにされる事が
多いのですが、この作品はぜんぜん渋くなくキャッチーだと思います。
ジャズとかあまり聴いたことのない人に、
あえてこんなCDをお勧めしたいですね。