2024/02/26発売のWJ13号に掲載された「ONE PIECE」の感想です。
最新話の内容ですのでネタバレ注意。
- 表紙＆巻頭カラー
さて、今週のジャンプは我らがルフィが表紙をデカデカと飾ってくれましたね。
アニメにも出てもうすっかりお馴染みとなった“ギア5”だけど、ここまでドアップな絵は初めて見たかも知れない。
左下に書かれた[笑顔は最高の力！]という言葉も好きよ。最強じゃなくて最高な所が、ニカそのものを表してるようにも感じられて非常にナイス。
また巻頭カラーは非常に眼福と言わざるを得ないヒロイン大集合絵。ナミと肩を組むウタにそれを微笑みながら見つめるロビン…REDで成し得なかった光景でたまらんね。
巨大な犬を挟んだ右ページでは、たしぎから毒を吸い出そうとしてるかの如く背後からあすなろ抱きに似た行動を取るセクシーなレイジュが居ます。
更に右端に映るハンコックは、他の面々とは視線を合わせておらず。まあ彼女はそれが似合うかな。
このヒロインズが主役である小説は3月4日に108巻と同時発売ですよ奥さん。
- 前回のあらすじ
巨兵海賊団大暴れ。ボニー、ついにニカと邂逅。まさかの黒ひげ海賊団襲来。カリブー久しぶりの顔見せ。
この四つが大きい所かな。あとは前から見た目の特徴が強かったあの海兵の名前がウルトラ怪獣と同じ名前だと判明。ちょっと似てるけども。
- カリブーのあの人
初登場時から言われていた“あの人”の正体がついに前回明かされたわけですが。
正直カリブーが慕う海賊って時点で中々に凶悪な奴というのは予想出来てたけど、やはりその人物とは“黒ひげ”でしたな。
誰にも得難い情報を与えるから会わせてくれと頼むカリブー。そんな黒ひげに渡す情報とは、ポセイドン＆ウラヌスという古代兵器二つの所在。
エッグヘッドにやって来たデボン達はそれを聞いても未だ訝しげな表情を見せてるけど、果たしてそう簡単に会わせてくれるのか。
- 中将揃い踏み
バスターコールが発動したので当然っちゃ当然ですが、色んな中将が今回だけで登場しましたね。
と言ってもまだ活躍の場は殆ど与えられず。初登場の土茶(とさ)さんはブロギーに潰されて即退場したけど印象には残りました。やはり十本の指銃じゃ今の世界を生き残れない…。
あとドールとブルーグラスの絡みで名前が出たサウロについてはこっちで語りますけど、やっぱり露骨に登場を匂わせてますよね。
もう99.9%生存は確定してるわけで、ここで敢えて名前を出す理由はあまり無いようにも思いますけども。
古くから海軍にいる二人の会話だから出たと言えばそれまでですが、しっかり名前が作中に出るとルフィ達が会う場面が浮かび上がるようです。
- 人間辞め過ぎサターン聖
エッグヘッドに上陸してからますます人間離れしている力を見せていたサターン。
その正体は果たして何なのか？という考察も盛んな今ですが、今回でその一端を見れたような気がしますな。
「ずいぶん人間の部分が減ったな…」
サンジの言葉通り、その目つきに生物感は消え失せ、蜘蛛のような脚は毒を纏っているようです。
ルフィに猛攻を仕掛ける姿はマシーンのような印象も抱きまね。場所が場所だし。
前回は突如現れた黒ひげ海賊とまともに会話してたはずなんだけど、こうなった理由はなんだろ？
デボンがサターンに触れたのは恐らく変身能力に使うためだから関係はないはず。
つまり本人の意志でこんな感じになってるわけで。でも怒ってるようにも見えない。
さらに不気味なのは、この1108話でサターンは言葉を一言も発してないのよね…。
- 限界黄猿とルフィ
もうね、最近の黄猿は見ててしんどいんですよ。
ずっと息が荒いし冷静な考えも出来てないでしょうアレ。
自分も辛いし自分が命を奪わなければならない友人も辛いし。誰も幸せじゃない。
どっちつかずがピークに達して胸中がぐちゃぐちゃなのは分かり切ってるけど、すぐ近くにはサターンが居るから指令を全うするしかないのよなぁ…。
救いが無さすぎる状況だけど、そんな中でギア5になったルフィの存在が気になる。
解放の戦士であるニカは、もしかすると黄猿ですら解放してくれるのかもしれないね。正直エッグヘッド編は黄猿の動きが特に気になってます。
あと最終ページの“ゴムゴムの巨人”ルフィカッコよ過ぎんか？
目元に影があって表情がよく見えないのは、今まで笑ってる顔を全面に押し出していたギア5と比べても新しい。とにかくカッコいい。
以上ここまで！次回の展開予想が出来るほど器用じゃないけど、強いて言うなら。
・サターンについて語る他の五老星
・ベガパンクの言う世界の真実
・ゾロvsルッチの決着
辺りはあるんじゃないでしょうか。外したら鼻で笑ってください。
ありがとうございましたー。