どうやら君は、僕の、僕がそっちへ戻ったら仕事をみつけて、家をシェアしてっていうアイデアが、好きじゃないみたいだね、っていうMのメールに、返信を書いてみた。そんなことはないけれど、あなたはそもそも、私をよく知らないし、私がどれほど早口かすら、知らなかったし、それに前にも言ったけれど、あなたは私の、息子ほどの年齢なんじゃないかと思って。って…。そうしたら、Mからすぐに返信があって、どうして君は突然最近、年齢の話しばかりするの?(だって、あたながやけに情熱的なメールばかり送ってくるんだもの)
僕はGより年上だし、それほど若いっていうわけでもないよ。僕がオーストラリアに戻ることを考えるとき、最初に考えるのが君のことだよ。恋に落ちたとかそんなんじゃないけど(そんなんじゃないのか)でもそうなんだ。実際、僕はオーストラリアに戻ることが楽しみな前に、君にまた会えることの方が、楽しみなんだ。これは本当。なんか、誰かが、ちょっとでも待っていてくれるって、嬉しい気がする。
そんな内容のメール。そして最後に、今夜スカイプできる?っていう、メールがきていたので、電話をした。電話で最初のハローの私の声が、Mはわからなかったみたいで、誰?と、聞いてきたんだけれどその様子がおかしかったので、ちょっと笑ったら、「あ、サマー?ほら、僕は、君の声は覚えてなかったかもしれないけれど、僕は君の笑い方を覚えてるよ。サマーでしょ。」
この人は、一体どうして、私の心をなにかこんな風に、くすぐるんだろう。そして、スカイプ?っていうメールがきてたから、電話したんだよ。スカイプ?って聞くと、「うん、今日ね、僕はある人たちに出会って、これから彼らがどこどこに行きたいっていうからつきそって、そこに行くから、君は30分~1時間、僕に時間をくれないといけない。」
というので「忙しかったら大丈夫だよ。」 と、言うと、「ノーノー、君と話したいよ。でも30分~1時間必要だから、待っていて?大丈夫?今何時?」 と言うので、「7時くらいかな。じゃあ1時間くらいたったらスカイプであなたを探してみるね。」 と伝えて電話を切った。
それから1時間くらいしてからスカイプにつなぐと、彼はそこにいて、スカイプごしのMは、本当に、とってもとっても、cuteだった。髪がのびて、髭がのびていた。
でも話しはそんなに盛り上がらなかった。私、こういうとき、自分をよくみせようって、緊張してしまう。スカイプで、自分の顔ばかり、チェックしていた。Mは、私が着ているものをもっとよく見せて、立って、と言ったり、部屋をみせてと言ったり、たばことかアルコールの話しになって、私がたばこの話しをしていたら、キスをしていい?と言うのでスカイプごしですか?と聞いたりした。するとMは、「うん、君が肺の話しをしている様子が、とても可愛かったから。」 と、それはなんだか高校生のような、会話だった。
私は心から、Mが好きだけれど、この会話は、ちょっとやんちゃすぎるなぁと思う気持ちと、だけどやっぱり10才戻って、彼と恋がしたい、と思った。
恋に落ちたとかじゃないって、Mのメールのその言葉は、ちょっと、がっかりだけれど、今日Vのことを考えて、私は確かに彼にとっても会いたいし、とっても彼が恋しいけれど、恋ではないわ、と、考えたりした。恋なら、いいような、恋では、困るような、どちらも私の腕よりも先にあって、手が、届いてゆかない。