留学をするにあたって、お金を借りた。両親に。でもお金を使うたびに、苦しかった。私はもう1円だって、お父さんとお母さんのお金を使いたくなくて、そんな気持ちが絡まって、ときどき、ことがややこしくなった。今回、私は南から西へ車を運ぶために、電車の予約をしたかったんだけれど、電車は私の分の席しかあいていなくって、車を運んでもらう分のスペースはいっぱいだったから、私は泣く泣く、車は後で、ということにして車をCのところへ置いてきた。けれど、車だけを電車にのせると、その料金は突然とても高くなって、私は頭をかかえた。まず、仕事を決めないといけない。それから車を呼ぼう。でもここで、私がしようと思っている仕事をするには、きっと、車がいる。今車の予約をしなかったら、いつ車を私のところに運べるか、わからない。どうしよう。でもお金を使いたくない。
そうやって考えているうちに、時間が過ぎていって、私はとうとう、もうどうしても車を呼ばないといけない状況に陥ってしまって、結局、お父さんに、そんな話しをした。お父さんは、いつものように、「お金が必要だったら使いなさい。」と言った。私は言葉がなくって、黙った。お父さんは、「お父さんたちはこれから年金ももらえるから、心配はないから。」 私は、「そんなことを言うと、じゃあお父さんたちのお金を全部、使ってしまうよ。」と言った。そうしたらお父さんは、「いいよ。」 と、言った。そして、「家族なんだから。」 とつけたした。
私、もし、私の心臓が、その人たちが生きるために必要だったら、どうぞと言って、迷うこともきっとなく、あげることができるって思う人が、私の人生に、3人にいる。父と母と、N。生かされて生きているって気がついた日から、人生が、大切になった。今日を私の全部、全部の可能性で、生きなくちゃ!