こんにちは。谷口令 FSCA公認 風水心理カウンセラーの夏生ゆずです。
梅雨の合間の晴れた空、もうすぐ梅雨もあけるのかな、という厳しい暑さですが、いよいよ「夏の土用」の期間に入りました。
「土用」とは。
物事を火・水・木・金・土の5つから成り立つと考える陰陽五行説において、
春→木の気、夏→火の気、秋→金の気、冬→水の気、
そして、立春、立夏、立秋、立冬、の前の18日間には土の気
が割り当てられられているとのことです。
土の気の時期は土の働きが最も強く作用する時期で、
疲れが出やすい時、体調を崩しやすい時、と言われています。
そんな土用の時期こそおすすめの過ごし方があります。
1.断捨離と虫干し
いらないものを捨てる。
溜まってしまったものは運気をよどませます。
また、「良い気」もそのような環境には入ってきません。
いらないものを捨て、空気の流れをよくし、良い気が入ってくる住まいづくりをしましょう。
古くはこの時期に「虫干し」といって、しまい込んだ衣料などをお日様にあてて、湿気をとるなどもしていたようです。
2.お塩や薬草のアロマのお風呂に入る
とかく夏場は、暑いしシャワーでいいかな、となりがちですが、お風呂に入ること、さらにお塩を入れたり、薬草のアロマなどを使うこともおすすめです。
薬草については、古くはこの時期に「丑湯」といって、薬草の入ったお風呂にはいることで体を癒すといったことをしていた地域があります。
3.食べるものについて
土用の丑の日はご存じの通り鰻を食べる習慣がありますね。
これは江戸時代のお医者様、平賀源内が、夏場こそ精をつけるのにうってつけ、土用の丑の日にはうなぎを食べましょう、とアピールしたからですが、鰻以外にも、梅干し、牛の肉、馬の肉、なども体力をつけるにはおすすめのようです。
しかしながら大切なのは、これらを「食べ過ぎない」ことです。
土用の期間は心身ともに調整期間ですから、暴飲暴食はやめましょうね。
4.無理をしないこと
私も自らの体験から思うのですが、土用の期間は不思議と、いつもにはない体調に変化することがあります。
いつもだったらなんてことないのに、この期間には無理がきかない、ということが多いです。
ここで無理をすると体調不良が思いのほか長引きますので、この期間は無理をしないことです。
個人的には最後の4が一番大切な気がします。
皆さんもこの土用の期間を無事にお過ごしくださいませ。
きっといいことはやってくる!