「なっちゃ、イタズラじぇんか~い!」
夏が駆け回っていると、よくそうアフレコしていた。
動物を飼っていて
特に多頭飼いである場合、飼い主はよくコレをやると思うが
私も例外ではなく、
それぞれのキャラ設定をし、よくやっている。
夏の鳴き方、性格、行動パターンから
幼稚園~小2位の男の子で、しかも、
言葉は発達していないがチョロチョロしている
そんな設定に決定した。
私が一年生の頃、隣の席だった“てつや”のように
先生が窓から雪の中に放り投げるような腕白坊主。
補助輪がいち早くとれた自転車で
「なっちゃん!こら」
と、近所のおばちゃんに
「こら!夏坊主!」
と、自営業のおじちゃんに
怒られながら、町中をかっとんでいるイメージ。
語尾は基本「~だじょ」
自分のことは「なっちゃ」
私のことは「おばちゃ」
のイメージ。
ダッコして説教されると
おならを「プー」とする夏は、本当に憎めない腕白小僧なのである。
水道屋さんの電卓をバシバシ叩いて
「およびでない?」となった時も
レントゲン室から先生の頭に乗って再登場した時も
悪さをする度に、夏に下る刑がある。
それは、、、、
『おむすびの刑』
まんまるおむすびに海苔を貼ったような頭の夏。
小さい頃は、体全体を両手で包んで
アツアツの米を握るようにギュギュっとして
「おむすびおむすび
ギュッギュッギュッ!」
と。
もちろん、痛くないようにするのだが
夏は手のひらの中で
「あ~あ?あ~あ?」
と、得意の語尾を上げる鳴き方をしていた。
あんまりにも腕白なので
大きいダンボールが届くと
その中に入れて遊ばせておいたりもした。
「なっちゃ、ダンボールもうあきたじょ」
大きくなってからは、頭の部分だけを握っているのだが
ますますおむすび感は増すばかり。
日ごろ握るおむすびと大きさまでおんなじになってきた。
最近でも、よくこの刑に処されるが
夏被告は、うんともすんとも言わず
無言で放心している。
子供の頃を懐かしがっているのだろうか?!
何十匹の猫に関わってきたが
歴代一位の腕白坊主、夏。
それでも、本当に性格が良く無邪気で可愛い。
ビスコに次いでエコヒイキされている存在である。
夏のテーマソング
♪おにぎり少年なっちゃんは~
おにぎりみたいな頭やで~~
という、
とても飼い主がミュージシャンとは思えない変な歌を
歌われる日は、いつまで続くのだろうか?
ちょちょちょも腕白も最期の日まで続く気がしてならない。
なっちゃんおむすびギュッギュッギュッ!
具はなんですかぁ~?




