収汁 | いもくりの上海備忘録

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香港と台湾を共に食べ歩いた友人に送る上海食レポ画像のまとめ(2012年から約1年)。上海時代はすでに12年前・・記憶がおぼろになっており最近は直近の中国写真や自分のサラメシにおやつ、ほとんど出てこないけど中国語ネタとなっております。


最近、红烧排骨を良く作ります。
以前は排骨は電鍋でスープにしてたんですが、
旦那、飽きたようです(^_^;)

最近の。

その前の。
じゃが芋入りが定番。

”红烧”の特徴はテリテリの美しいアメ色。
この色付けをするには、
油で氷砂糖を炒め、薄く色付き始めた寸前に、
排骨を入れます。

が。
氷砂糖無いし、鉄鍋での火通し加減がムズいんで、
私やってないです(笑)即、コゲげる
コレやらなくても、そこそこ红烧ぽい(^^)

で、
作り方の参考にした動画があるのですが、
そこでよく目にしたのが「収汁」

私はこの中国語が
とても気に入ってしまったラブ!!キラキラキラキラ

しゅうじる、て。
汁、収める、て。!!

汁が肉に収まり、
ぷりホロじゅわなウマ味を抱え、
噛んだらその肉汁が、
ブシャっとお口に拡がる…

こんな解りやすい言葉、ある!?

日本語で言うと
「煮つめて味を染み込ませる」
なんだろうけど……

やはり収汁。
この2文字が表すインパクト。
吸汁でもなく染汁でもなく
収汁。

想像力をかき立てられ、
お肉食べたくなって幸せまで感じる、
収汁。最高



红烧は、排骨でも羊肉でも鱼でも
できるみたいです。
義父の红烧羊肉はマジ絶品です。

あと、红烧はやはり中華鍋で!
中華鍋の鉄ならではの味わいも移る気がします。

下矢印義父の红烧羊肉など、
この世で1番美味しい料理集。