今野敏の隠蔽捜査シリーズに
どハマリしてます。
ごろうさんが書いていた誉田哲也読んで、
小説モード爆発!になってもうて、
図書館で続編を借りようとしたら無くて……
評判の良い隠蔽捜査に手を出してみた。
これ、以前も読もうと思ったんですが
その時は薬丸岳を読みまくってて、
なーんか……読まなかったんです。
本はタイミングですなあ。











隠蔽捜査の主人公は
所轄のはみ出しものの刑事とかではなく、
東大法学部出身のキャリア・竜崎です。
刑事モノでは、
面子重視で悪役にされる側なエリートが
主人公という新鮮な視点

自分の信念である「原理原則」に沿い
”エリートは国家を守るため、
身命を捧げるべきだ”
と、事件や権力に対峙していく話です。
ヒラの刑事が
一匹狼的に活躍するやつもすごく好きですが、
こっちもこっちで融通の効かない、
いつものキャリア官僚ぽくない警察官も
非常に面白かった

肩書に囚われず、合理的でなければ
前列もひっくり返し、手柄争いとかも
”同じ警察なんだからどっちでもいいだろう”
みたいな感じ(笑)まさに痛快

隠蔽捜査2 果断 は読んだら止まらず、
3時間ぐらいかけて一気読みしてしまった。
果断は事件と仕事と人と上下関係、
という感じで、事件解決モノというより
警察が舞台の仕事ドラマな印象です。
池井戸潤好きな人は
好きなんじゃないかな〜……
最初の一冊は今思うと
一冊まるまるかけて竜崎という人物のあぶり出し、
事件を軸に、家族、上司、部下、同僚との関わりを
描くことで竜崎のイメージが頭に作られてく。
次の果断から、本編!本領発揮!
勝手に作った妄想竜崎が、駆け回って悩み苦しみ
あー警察モノ〜捜査捜査〜
ってなってきます。

周囲の人間も十人十色です。
まだシリーズいっぱいあるんで、
これからすんごい楽しみです



何か面白い刑事モノ、事件モノ、
お仕事モノ探してる方、すごーーくオススメ👍