時代によって変わるものって
いーっぱいあるんですけど、
例えば人気企業ランキングとか
稼げる仕事とか、
イケメン、カワイイ、美の基準、
モテる見た目とか、
ティラミス(古っ)、タピオカ、マリトッツォ
ファッションにメイクに、音楽、お笑い……
まとめると流行というのか、こういうのは。
でも、ずーーーーっと変わらないものが
あるんだなー。
ってのを感じたのが、この本です。
今読んでも、すごく納得する。
「人の心の核」は、
時代が変わろうとも激変がない。
初版1965年なので、カターい難解な言い回しです。
”邂逅”かいこうなんて単語、ここで初めてきいた。
1つのテーマに対し突き詰め度がすごくて、
なんでそう思うかって説明が
細かく5Pぐらいされてるので、結論まで遠いです。
でも、私には、
マンガでわかるなんちゃらってのより
このくどい本のほうがずーっと理解できました。
私生まれる前の本なのに。
マンガで…は、読んでも全然覚えてなかった(笑)
今はYou Tubeでさえも、
タラタラと長いもんじゃなくて、
5分とか長くても15分?10分以内?
の動画が人気ってのをきいたことあって、
だからTIKTOKが人気あるんですよね。
30分もあればものすごい情報量。
手っ取り早く簡単に
いろんな”答え”を知りたいのかなあ〜
この本なんか、そういう人気の対極にあって、
誰も目に留めない時代遅れ
もどかしい、つまらない、何が言いたい?
かもしれないんですが、
自分には、とても新しいものでした。
インスタント食品ばっかのとこに
いいおダシがしみた、かぶとか大根とか
食べてるみたいで(^^)
理解しよう!と頭を働かせた情報って、
ちゃんと覚えてんですよね〜。
気になった表現を抜粋しました
「結婚生活は、聖人の生活でなく、凡夫と凡婦の生活なのだ。」
凡て(笑)でもすごく核心突いてる!
確かに平平凡凡婦です、私(^^)
「平和をみだすものは、いつも、「不可解」というもののわからない人たちではないでしょうか」
↑今の状況にすごく刺さる…