トーキング・ヘッズ&トムトムクラブ
新宿厚生年金会館(1982)
レインボウ、マイケル・シェンカー、ボストン……なんて並べてたから
さぞかしハードロック好きなんだろうって誤解されそうですが。。
まぁ、嫌いじゃないですけど。
どっちかというと、ニューエイジとかオルタナティブ、パンクあたりに傾倒してました。
デビッド・ボウイ、トーキング・ヘッズあたりは大好き。
トーキン・ヘッズは、二回行きましたね。
一回は、有明あたりの倉庫で、たしか……アパレルかなんかの大きなパーティがあって
そこでヘッズがライブをやってたような気がします。定かではないけど。
そして、今は亡き新宿厚生年金会館ね。
第一部トム・トム・クラブ、第二部がトーキング・ヘッズという構成でした。
とにかくこのね。
トムトムクラブがお気に入り過ぎた。
彼女たちがデビューした時は、夢中になりましたね。ジャケットもかわいらしくって。
Genius of Love
おしゃべり魔女
さすがに今聞くと、古さを感じますねー。
まぁ、でもそれがいいじゃないですか。
ヘッズのリズム隊であるクリス・フランツとティナ・ウェイマスの夫妻が作っちゃったバンド。
ダンサブルで、永遠に聞きながら揺れてられます。
あとね。このイントロのパオォーンってゾウさんみたいな特色あるギター。
これ聞いて、「あれ?ブリューじゃね?」って思った方、
お友達になれますね。
そう!!キング・クリムゾンやデビッド・ボウイに欠かせないギタリスト、あのエイドリアン・ブリューなんですよね。
わたし、この人も大好きで。アロハ着て、へろへろギター弾いてるおじさん(ひどい!)
イントロで、汽車が汽笛を鳴らしているとこ、ブリューですよー。
あ、話があっちこっち行っちゃった。
で、御大、トーキング・ヘッズですね。
いやぁぁ、これこれ!!
ぐるんぐるんって。デビッド・バーン、いいですよねーーー!
20歳そこそこの当時のわたしには、本当に「大好き」と「イケテル」が詰まった、最高に最高なバンドだったの。
新宿厚生年金会館では、わたしと親友とで一番前の席で見ることができました。
今でも覚えてるんですけどね。
当時のとんがりまくってた私たちにとって、ヘッズを座ったまま見るなんてシンジラレナイことだったんです。
だから、一曲目から立ち上がって、踊りまくりで。
いやぁぁ、本当に迷惑でしたね。後ろのお客さんたちにとっては。
ほんと、ごめんなさいです。
今の私だったら、「なに?この子たち。迷惑だわ~」なんでしょうけど。
でも、ほんと。
聞いてみてください。この曲をおとなしく椅子に座って見るなんて、ナンセンスじゃありませんか??
時代の音ですね。
当時の自分たちや、黒歴史を思い出してしまう。
それだけ光輝いてました。
闇があるから、光るんですもんね。
では、最後に……
大好きなヘッズの曲を
これまた大大大尊敬、ボニー・レイット姐さんが演奏しちゃってます。
わたしの好きなブルースシンガーであり、ブルースギタリスト。
あぁ、この人のことはまた今度、書きます。