世界中のママさ〜ん
今日も母業お疲れ様です
母親が祖母に会いに行きました。
母曰く、
『部屋がかなり狭かった』
自分だけで行動する事が困難になった祖母は1年前に、24時間介護がつく施設に引っ越した。
介護付きの施設と言っても、部屋に台所があり、イギリスで言えば『スタジオルーム』のようなもの。
それなりに広いと思っていた。
引越して間もなく、祖母が病気になり、ほぼ寝たきりになった。
タイミング悪く、コロナでロックダウン。
親族すら面会禁止になった。
そして、さらに祖母の容態が悪化し、少人数の親族のみ特別面会が許された。
そして今回、両親と叔父と叔母の4人のみで会いに行ってきたのだ。
母が部屋が狭いと感じたには、いくつかの理由がある。
祖母は物を大事にする。
それも、、、
とてつもなく。
菓子箱、それが包んであった包装紙までも、綺麗にたたんで残しておく。。。そういうタイプ。
以前住んでいた場所も、そんなに広い家ではなかったが、物で溢れかえっているっという感じではなかった。
それでも、祖母はそこに30年以上暮らしていた。
人が同じ場所にそれだけ長い間生活していると、物は知らず知らずの内に増える。
引っ越す際に、大分処分したとはいえ、かなりの物を持っていったのではないだろうか。
そして、片づけ上手な祖母だが、それをする事も出来ずまま寝たきりになってしまったのであろう。
まだ開封されてない段ボールが何個か積まれ、タンスが開けれない状態になっていたという。
もう一つの理由に、
祖母は通販が大好き。
特に健康食品が好きらしく、定期購入をいくつかしていたようだ。
その小包みも何個か開封されずままタンスの前に積まれていたようだ。
恐らく嫁入り道具であろう桐タンスの前に。
そんな状態で寝たきりでも私は可哀想とは思わない。
きっと祖母は物に囲まれて生活する事が好きだったに違いないし、
それが彼女にとっては落ち着いたに違いない。
でも、でもだ、
私はもうちょっと物が少ない状態で暮らしたい。
持っている物、ひとつひとつに何故それが必要なのか理由が言えるくらいの量で生活がしたいと、
子供のオモチャと旦那の書類で溢れかえる我が家を眺めながらそう思った。
健康マニアの祖母が定期購入していた
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