平井賢の「瞳を閉じて」を鼻歌で歌うと、つい裏声になるムーです
昨日ツールド桜川、走ってきましたー
前にレースではなくサイクルイベント、サイクリングと紹介しましたが
アレは紛れも無く信号のあるレースでした。。。少なくとも私にとっては・・・
当日朝4時30分に起床すると、「ザーーー」
きっと私の日ごろの行いが良くないのでしょう
早々に着替え茨城県桜川市へ出発!
ため息で始まった一日は、会場に着くなり急展開・・・
悪天候の為、100kmコースは廃止され80kmに短縮
(山岳エリアが削除されました)
着替え、自転車の用意をしてスタートを待ちます
9時37分スタート
(走行中の写真は取れませんでした)
スタートは1分置きに10人の集団でスタートします
私は10人の内2番手で出走
しばらく26、7kmペースで走ります
「遅めかな~」ってペースもウォームアップには最適です
20km通過時点で、後方から「ツー・・・」って他のグループに抜かれ・・・
私も「よ~し!アップ終了!」
ペースアップ!集団を抜け出し、前方グループに追いつきます
私の後ろを走っていた方々も、当然遅れて着いて来てます
今度の集団は平地30km前後のまぁまぁペース!
前車にピタリとついて空気抵抗を減らし、とにかく体力温存
信号が多いながらも、淡々と走っていると第一のエイドステーションに到着!(中間地点40km)
あれ?もう中間地点?
ちょっとペース遅いかな?
第一のエイドステーションではクリートを両足とも外す事が義務付けられています
せっかくなので差し入れのスイカを一つ頂き小休憩「いっただきま~す!」(ドリフ食いに近い)
(バナナもありましたが、私は大嫌いなので)
後からドンドン選手が到着
もう少し早いペースの人を探し、次の区間でペースアップだな~
・・・とそこへ、速そうな3人の集団が気合いを入れてダンシング、休憩所を後にします
すかさず私もスタート!
前車にくっ付いて走るが・・・
このグループは・・・
速すぎる?
平地でメーターを見れば41kmペース
落ちても34km
「ペースを落とすべきだ」と思うも、火の入った足を止める事は出来ません
ヤケでそのまま走行!
ちょっと無理をしている私ですが、着いて行けるのには訳があります
①平地では前走者についてなるべく足を残す
②平地と丘が続く区間なので、登りでは私の方が少~しだけ速い
しかし上記2点を差し引いても、後半に私のペースが落ちるのは確実
とにかくいける所まで!
途中パワーバーを1本補給(走行中はかなりムセます)
集団も利害一致で先頭を入れ替えながらペースを保ちます
私も何度か先頭に(スゴイプレッシャ~(汗))
他人もここまで来るとチームに近い
第二のエイドステーションは補給のみなのでスルーしました
実はレース後半に知るのですが
集団を引っ張ってきた一人が「白髪交じりのオジサン」
うぁ~負けてる~
しかも第二ステーションで、うっかりクリートをペダルから外した私は集団から孤立
集団から一転、一人旅に・・・「置いてかないで~」・・・
同時に集中力も切れ、ペースが落ちます
しかも赤信号で差は開くばかり
そこへアクシデントは食らいつきました
とある信号でストップしたときでした
左のペダル(クリート)を外して停車
しかし自転車は右に傾きます
アレ?アレアレッ?
「ガッシャ~ン!」
イワユル”立ちゴケ”です
小学生のように足を擦り剥きました
ゴールまであと10kmって所なのに~
もう”泣きっ面にハチ”状態
再スタートし残り10kmを走破!
感動のゴールです
80km
2時間53分 完走!
駐車場で着替え、帰宅準備をいていると
同じ集団で走っていた人でしょうか
「登り速かったね~」と話しかけてくれました
その人が帰るとき、なんとなく私は
「じゃぁ、また何処かで!」
と声を掛けました
その瞬間アマチュアスポーツの醍醐味ここにあり!って思いました!
アレだけ嫌がって装着したベルを、来年まで持っていようを思わせるイベント・・・いやレースでした
関係者、応援してくださった皆様
本当にありがとう御座いました
帰って洗車”もう一人の主役”を労わります
写真をパチリッ!
はぁ~ヘビーな一日でした
でも最高の一日でした