正常化とは、立ち合いのとき、両手が土俵に着いていなければならない(一瞬でも可)というヤツだ。

NHKの中継を見ていると、それだけで合わせられない取り組みを多く見るが、とても見苦しい。
注意する審判長の渋い顔も、あまり見たくはない。
サッカーが好きな横綱は「集中できない」などと言ったらしいが、今さら何を言っているのか?
すでに何年も前に協会の偉い人が同じことを通達していて、そのときに正常化されたはずなのだ。
親方はそれを伝承してこなかったのか?

立ち合いの正常化は、緊張感が高まるのは確かだ。
そしてピタッと決まると、テレビでも気持ちがいい。

さて今日は、北勝力に高見盛の取り組みはすごかった。
高見盛が突っ張りをモロにくらって下に落ち、土俵の縁に両肘をついて一瞬ぐったりしているように見えた。
意識がもうろうとして、礼をするのもふらふらで、鼻血が出ていた。

結びで、白鵬が怪力把瑠都の上手を切って寄り切ったのは、派手さはないものの息詰まる相撲だった。
こういうのを見せられると大相撲からなかなか離れられない。