
93年の北ドイツ放送so盤と比べると、かなり
耳ざわりが良くなっている。
北ドイツ放送so盤からは、
厳しさがゴリゴリと伝わってきた。
別の言い方をするとF1マシンのハンドルには「あそび」がないような。
厳しさばかりで「あそび」がないと、私たちは疲れてしまう。
ベルリンpo盤にはかなりおおらかさが加わり、
響きがもっとぶ厚くなった。
そしてハンドルには、スポーツカー程度の「あそび」がある。
さて第3楽章の19分20秒あたりから何かに憑かれたように盛り上げ、20分03秒で事切れてしまうところは見事だが、ここは北ドイツ放送so盤の厳しさが勝るような気がする。