ブル3.チェリ4番以降の交響曲は、頂上を目指して上へ上へと進んで行くように聴こえるのだが、ヴァントやハイティンクの3番はそういった感じがあまりしなかった。
チェリのを聴くと、やはり、坂それとも階段を踏みしめて少しずつ登って行くのである。
ゆっくりとした演奏なのだが、のろのろしてぃてイライラするのではなく、落ち着いてゆったりと聴くことが出来る。
金管の中でもトランペットの音色がツヤツヤ、キラキラとしていて清々しい。

演奏とは関係ないが……
私のチェリのブルックナーは「チクルス」という組み物で、LPくらいの大きさの薄い箱にCDが8枚入っている。
ジャケットはチェリ本人が指揮をしている。
いまショップで売っているCDは、石庭のモノクロ写真を使っているんですね。