ブル4.ヴァント「ロマンテッシュ」とはブルックナー自身がつけた副題なのだそうである。
遠くの夜景を見下ろすというんじゃなく、静かな湖畔の村と暗くて深い森という感じだ。
ブルックナーのシンフォニーは、どれも「キャベツ」のようだ。
弦が、金管が、木管が、ティンパニがそれぞれ主張していくから、キャベツの葉っぱがつぎつぎに被さって玉になっていくようだ。
弦のなかでもヴァイオリンが、ヴィオラが、チェロが、バスがキャベツ玉をつくっていくのだ……。