シューベルト死と乙女.東京この曲は先日、NHK BSの「名曲探偵アマデウス」という番組で取り上げられた。
迫り来る死に対する動揺、絶望、葛藤から諦観へ至った境地での作品であるというような内容だった。
第1楽章の10数小節で10回余りの転調の繰り返して、聴き手の不安をグイグイ引き付けていること。
第2楽章では葬送の主題、第1変奏での属9の和音と転調、そして変奏の繰り返しているのは、自らの死を前向きに受け入れたことを表現していること。
以前は思いつきのように美しいメロディを紡いできたが、これは計算づくで作曲されたシューベルト渾身の作品であるなど……。
そこで東京カルテットのCDを繰り返し聴いてみた。