ブル7.ブロムシュテット気がつくと旋律の後ろで弦楽器がひたすらトレモロしている。
ヴァイオリンやチェロは旋律を気持ちよく弾くことが多いが、ヴィオラはあまり気づかれない地味な存在だ。
この盤で透明感や寂寥感を味わうには、音量を少し絞って聴くのが良さそうだ。
第1、第2楽章は、一人で山を上って行く感じ。
その山は緩やかだが、人を寄せ付けないような岩肌を遠くに見る。
ところがこの曲は、第2楽章で上りきってしまうのである。
第3、第4楽章は、やっぱりつながり方が不自然に感じてしまう。