25日の米国株式相場は大幅下落した。企業決算がまちまちだったほか、インターネット株の売りが加速する中、投資家が神経質になり、週初来の上げた分を失った。
ナスダック総合指数の終値は前日比72.78ポイント(1.75%)安の4075.56と急反落。同指数は、このところ売りを浴びているハイテク株やバイオテクノロジー株の比重が大きい。
トレーダーらは、昨年急伸したソーシャルメディア株、クラウドコンピューティング株、バイオテクノロジー株の持ち高を資産運用担当者が引き続き解消していると指摘した。ナスダックのインターネット指数は4.27%安と昨年11月初め以来の低水準で引けたほか、バイオテクノロジー指数も2.40%安と大幅下落した。
一方、ダウ工業株30種平均は同140.19ドル(0.85%)安の1万6361.46ドル。S&P500種指数は同15.21ポイント(0.81%)安の1863.40と反落した。高配当銘柄の公益株や生活必需品株が買われ、これら主要指数の下げに歯止めを掛けた。
個別銘柄では、アマゾン・ドット・コムが9.88%安と急落。1-3月期(第1四半期)決算は純利益がアナリストの予想平均と一致し、売上高も自社見通しを上回ったものの、下げて引けた。
通信機器用半導体製造ブロードコムは4.43%安。1-3月期決算は市場予想を上回ったが、4-6月期売上高についてさえない見通しを示したことが嫌気された。
決済ネットワーク大手のビザは5%安。1-3月期(第2四半期)決算の純利益は市場予想を上回ったものの、増収率が期待外れだったことが重しとなった。