ダウ工業株30種平均の終値は前営業日比135.31ドル(0.82%)安の1万6441.35ドル。昨年末は過去最高値で取引を終えていた。S&P500種指数は同16.38ポイント(0.89%)安の1831.98で、業種別指数は全10業種が下げた。ナスダック総合指数は同33.52ポイント(0.80%)安の4143.07。1月1日は休場だった。
トレーダーやストラテジストからは、投資家の間で不安感が広がっているわけではないとの指摘があった。むしろ、標準的な投資配分に戻す中、昨年は大幅上昇した米国株の持ち高を減らし、これまで低調だった債券の持ち高を積み上げる動きが背景にあったとしている。
米経済指標は堅調だった。12月28日までの週の失業保険新規申請件数(季節調整済み)は前週比2000件減の33万9000件で、市場予想の34万5000件を下回った。
製造業・建設業指標も予想を上回った。サプライ管理協会(ISM)が発表した12月の製造業景況指数は57.0と、市場予想の56.8よりも良好だった。また、11月の建設支出は前月比1%増と、市場予想の0.8%増を超えた。
ジェフリーズのアナリストが投資判断を変更したことで、衣料小売銘柄は明暗が分かれた。強気な投資判断を追い風に、アン、チコズFAS、アーバン・アウトフィッターズ、アメリカン・イーグル・アウトフィッターズはそれぞれ上昇。一方、「何とか時代遅れにならないよう奮闘している」と指摘されたアバクロンビー・アンド・フィッチ(アバクロ)とエアロポステールは下落した。
ギリシアのバルク輸送大手ドライシップスは8.30%安。12月31日遅く、同月初めに中断していた2億ドル相当の株式発行プログラムを再開すると明らかにしたことが嫌気された。
