びしょ濡れになりながら

君を見ていた


傘もささずに

ずっと

君を見ていた


濡れることが

こんなに幸せなこと

こんなにあたたかいこと


それだけを感じながら

君を見ていた


壊れた傘が

寂しそうに横たわっていることも忘れて