軒下で

チリーン チリーン と涼しげな音色を

出しゃばることはけしてせず

透明な空気にしみ入るように奏でていた

夏・・・と感じる時間がそこにあった

時は過ぎ

庭先に鈴虫が鳴き始める頃

君は静かな眠りについた