崖っぷち社員たちの逆襲
お内容紹介
週刊ダイヤモンド 地方「元気」企業ランキング1位の社長が、企業再生ノウハウと発想のすべてを明かす「地方企業再生」ドラマ。
会社のお金とマーケティングの基本が自然に学べる一冊。

「お客様は裏切らない。本屋がお客様の期待を裏切っているだけだ!」
赤字続きのある地方書店へと出向を命じられた銀行マン・鏑木(かぶらき)は、期待と不安を胸にその書店のドアを叩く。
そこに待っていたのは、会社経営に無知の社長と、鏑木を敵視する6人の店長たち……。
外様の銀行マンに怪訝な目を向ける7人であったが、やがて鏑木の知識と行動力に心を開き、社員一丸となって、書店再建へと立ち上がる!
社会人なら身につけるべき「仕事のお金」と「マーケティング」の基本が分かる、「ビジネス実用書+エンタテインメント小説」

この「小説」を読み終えたあなたに身につくこと

1) 決算書(損益計算書・貸借対照表)の基本的な見方
あなたが、決算書をどんなに苦手にしていても、足し算、引き算、割り算ができるのなら、必ず理解出来ます。販売原価の出し方や「損益分岐点や減価償却とは何か?」も分かるようになります。
2) マーケティングの基礎知識
「マーケティングとは何か? 販売とは何か?」が具体的な事例をもとに理解出来ます。その他、AIDMA(アイドマ)、4P、SWOT分析、「USP」なども理解できます。
3) ドラッカーのマネジメント至言
「社員はコストなのか、財産なのか?」、「マネジャーに求められる資質は『真摯さ』である」、「君は、何によって記憶されたいのかな?」、「企業の目的は、顧客の創造にある」等を紹介しています。
4) コーチングマインドと「魔法の質問」コーチングはスキルよりもマインドが重要です。「傾聴・受容・承認そして、沈黙を恐れずに相手を信頼する姿勢」、「それは、エゴですか?」、「愛の選択」と「恐怖の選択」、「魔法の質問」、「シャンパンタワーの法則」、「お客様は誰?」、「スタッフのやる気を引き出す8項目の質問」などを紹介しています。
5) 社会人としての教養と知識
「オヤジ殺しのサ行」、「セレンディピティー」、「マズローの欲求5段階説」、「『茹でガエル』の法則」、「クレーム対応のフロー」、「語先後礼」、「北風と太陽の話」、「ジョハリの窓」、「アンゾフのマトリックス」、「店舗のエアコン代を下げる方法」、「ブルーオーシャン、レッドオーシャン戦略」、「アポ10分前の訪問は、正しいか?」、「ハインドサイト・バイアス」、「プレゼンと説明の違い」などを紹介します。
おすすめコメント
原稿がある程度まとまり、ページをめくる手が止まらない本書の後半にさしかかった時、私の目から涙がこぼれました。
数字の苦手な社長が経営する、赤字続きの会社に、「会社のお金」と「マーケティング」に強い銀行マンが出向し、覇気の無い社員たちをあらゆる手で鼓舞し、互いに手を組み「崖っぷち」から「逆襲」するその痛快さに心を打たれました。
また同時に、「食わず嫌い」だった「決算書」の読み方の基本が、知らぬ間に身についていました。確かに幾つかの専門用語などを頭に入れる必要があります。ですが物語仕立なので、1時間ほどもすれば、頭に入ってきます。
たった1時間で「会社のお金の基本」が身につく人生と、「食わず嫌い」のまま一生過ごす人生。あなたはどちらを選びますか? 本書は、社会人なら知っておいて絶対損はない「仕事のお金」、「マーケティングの基本」、そして「社会人としての教養と知恵」が詰まった1冊です。

お勧めポイントは3つです。
1)数字が苦手でも、決算書の基本が分かる。 根っからの文系人間で、数字なんて大嫌い、ましてや決算書なんてチンプンカンプンだった担当編集の私が、この本を編み上げた最後には、「決算書の基本」が身につきました。しかも物語を楽しみながら、です。

2)マーケティングや、人の心をつかむコツが分かる。 仕事において、会社のお金を理解することは確かに大切です。しかしそれだけでは物足りません。「モノが自動的に売れる仕組み」を作り、「互いに支え合う職場」をどう作るか? が大切です。本書にはそのヒントとなる知識が満載です。

3)ビジネスで使えるネタが満載 日々の仕事に役立つ、「教訓」、「法則」「たとえ話」、「思考のフレームワーク」などが学べます。 最後に、本書で私が心を打たれた言葉の1つを紹介します。 「お客様は、沈黙で語る」 (担当編集より)金と客を引き寄せる革命──「セレンディップ思考」

小島俊一 著
2016年4月22日発売
予価 本体 1,500円+税
四六判 並製 280ページ



◆著者紹介
小島俊一(こじま・しゅんいち)

1957年福岡県生まれ、明治大学政治経済学部卒。(株)トーハン入社後、2005年石川県「王様の本」へ出向し、書店現場での経験を積む。その後トーハン執行役員近畿支社長、同九州支社長を経て、2013年に四国・松山の(株)明屋書店代表取締役就任、現在に至る。中小企業診断士・産業カウンセラーの資格を持ち「良いコミュニケーションが人生を豊かにする」をテーマに、コーチングやNLPの手法を用いた「魔法質問セミナー」を開催中。中小企業再生をライフワークとしている。週刊ダイヤモンド誌で全国300万社対象の2016年「地方『元気』企業ランキング」で明屋書店を日本一に導く。