2月9日、午前10時の釜石駅前。

雪が30センチくらい積もっています。

ホテルでタクシーを予約しようとしたのですが、雪のため時間通りに約束できないと言われてしまいました。

東北なのでタクシーとかは雪には強いと考えていたのですが、行ったクルマが何時に戻ってくるか断言できないので、確約できないとのこと。

仕方なく、女房の弟さんに迎えにきてもらいました。




釜石の浜町(はまちょう)周辺。昨日8日、雪の降る前に所用で訪れた地域です。

震災前はこの辺りはすべて家が建っていた記憶があるのですが、残っているのは無惨にも家の土台のみ。



釜石の平田(へいだ)地区のローソン周辺。この辺りも以前は家が建っていた記憶があります。

震災から間もなく3年が経つわけですが、街の中ではあの日以来時間が止まったままの光景が、あちこちに残っていました。




女房の親戚が住む仮設住宅。広さは四畳半と叔母さんが話していました。

プレハブなので出来映えはまったく期待はしてませんでしたが、思った以上に華奢な造りで、そこで生活をしなければならない苦労を伺い知ることができました。



真ん中に見えるマンション風の建物は、県が建てた復興住宅です。

すごく立派な建物なんですけど、市街地からはクルマで10分以上かかる地域のため、まだまだ空きがあるそうです。

叔母さんの仮設住宅と県が建てた復興住宅とのギャップの大きさ、かなりあり過ぎと思うのは私だけでしょうか?

でも、今まで住宅街のあった地域がすべて津波でやられてしまい、その土地も再度の被害が想定されるため宅地として利用できないので、こういう状況にあることは容易に想像はつきます。

でもこのギヤップの大きさ、な~んか釈然としないんです。

地元行政に携わる方々には、申し訳ないのですが...。


またとりとめのない内容になってかまいました。

まあ、いつものことなので勘弁してください。


今日はこれから所用を済ませてから花巻温泉へ向かいます。

内陸部のため釜石と比べたなら、雪はもっとスゴいと女房は言っています。

思い切り着込んで超モコモコ状態なので、思ったほど寒くないんです。

まあ風が無いからなんですけどね。


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