私自身は正直、霊とかオカルトな話はあまり信じていない。
弟が亡くなり、1カ月が経ったころ、
「おい!ホンマ頼むわ!言ってくれよ」と弟に言われた。
夢なのか意識なのか分からないけど、はっきり言われた。
弟の会社は、長男が継いでいる。
長男はまだ若くて経験も少ないので、心配はあったが、
弟の友人や回りのサポートもあったので、あまり出る幕もないかと、
「困った事があったら、電話して」
ぐらいのスタンスでいた。
その日、偶然にも、弟に以前紹介されたお客様から、見積もり依頼の連絡があった。
弟の会社の近くだ。
今日来てほしいと言われたので、行った帰りに弟の会社を見に行った。
行くと、事務員さんだけがポツリといた。
「こんにちは。あれ?一人ですか?」
と聞くと、
長男は昨日から、鞄もケイタイも置いて休んでいる・・・と
会社は崩壊寸前でした。
弟嫁も、長男がこんなに苦しむなら、「もう会社を閉めたい」
とまで言ってた。
勿論、弟が大事にしていた会社を潰す訳にはいきません。
なにより、弟が一番大事な家族がここまで苦しめられたなんて・・・
そっか
夢かと思ったけど、やっぱり、俺に言いに来たのは間違いじゃなかったんか・・
連絡をもっとするべきやった。
めちゃくちゃ後悔しました。
それから、毎日、弟の会社に出勤して、
なんとか、なんとか
落ち着きました。
弟は仕事ばかりで、家にも遅くに帰り、いつもブスーとしていた様ですが、
本当は家族思いの男でした。
長男が生まれた時に、名前の相談の電話がありました。
私の「息子の友達に「リュウセイ」ているで」
と教えたのも私。
次男が生まれた時も、変わったカッコイイ名前を探していると相談され、
話の流れから、
「そういえば、宮本武蔵が養子にした子の名前はイオリやったな~」
「それそれ、それいいな」
と教えたのも私です。
末っ子の女の子の名前は相談がなかった(笑)
多分、初の女の子だから、一生懸命自分で考えたのでしょう。
弟が大事にしていた会社。
それと家族。
絶対、絶対守るから、
安心してくれ。
現在は、リュウセイと一緒に頑張ってる。
物足りなかったら、たまに夢にでてもいいわ。
「いけるかー。ホンマ頼むわ」