(AllAbout ニュースより)

「ハーゲンダッツ」ってどういう意味?

 
実は「ハーゲンダッツ」という言葉は、創始者のルーベン・マタスさんによる造語で、本来の言葉の意味は存在しません。

1961年にアメリカで創業する際に、高品質なミルクをイメージさせる北欧の都市「コペンハーゲン」と、それに合わせたときに響きがいい、意味のない言葉「ダッツ」を組み合わせた「Häagen-Dazs」を会社名としました。
世界中で親しまれているハーゲンダッツですが、工場があるのはアメリカ、フランス、日本の3カ国だけ。日本で販売されている商品は日本で作られています。

日本の工場があるのは、群馬県高崎市。タカナシ乳業の生産拠点があったことに加え、大消費地の首都圏に近い地の利を考慮して選ばれました。

なお、アイスバーシリーズは愛媛県伊予郡にあるサンタがOEM製造しているため、ハーゲンダッツの公式サイトでは「ハーゲンダッツのアイスは群馬県ならびに愛媛県で作っています」と紹介されています。
 
実は日本生まれ?「炭酸」の由来は「ウィルキンソン」から
 

ウィルキンソンの歴史は、1889年に日本での商売を考えていた英国人事業家ジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏が、狩猟の途中、宝塚で炭酸鉱泉を発見したところから始まります。湧出水をロンドンの分析機関で調査したところ、世界的にみても食卓用として良質な鉱泉であることがわかり、1890年に鉱泉の瓶詰の生産を開始。天然炭酸鉱泉水『TAKARADZUKA MINERAL WATER(宝塚ミネラルウォーター)』として発売しました。

1893年には名称を『TANSAN』に変更。実は、一般的に使用されている炭酸水の「炭酸」は、「ウィルキンソン」の商標が一般化したものと言われています。発泡性の炭酸水は海外では「ソーダ」と呼ばれますが、日本語で「ソーダ」にあたる言葉は何かを考えたウィルキンソン氏が、当時の英国領事に相談して決めたそうです。

1904年には『TANSAN』を『ウヰルキンソン・タンサン』として発売。商品名に「ウィルキンソン」が入ったのは、この時からでした。その後、一流ホテルに常備される高級品として、国内はもとより、国外27か所で飲まれていました。

 

 

 

 

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