(テレ東BIZより)

日本人襲撃 阻止の女性、胡友平(フー ヨウピン)さん死亡

 

6月24日、中国・江蘇省の蘇州市でスクールバスを待っていた日本人の親子が中国人の男に切り付けられた事件で、中国当局は28日、男を阻止しようとして刺された中国人の胡友平(フー ヨウピン)さん(54歳)が死亡したと発表しました。

国営の新華社通信は、胡さんがバスに乗り込もうとした男に後ろから抱きつき、阻止しようとしたところを刺されたとして、「あの時止めていなかったらもっと多くの人が犠牲になっただろう」などと伝えています。

日本人の親子の命に別状はありませんが、男の子は現在も入院しているということです。訃報を受け北京にある日本大使館では、胡さんを追悼するための半旗が掲げられました。

 

(事件の現場で献花をする人たち)

 

(「中央日報」の記事より)

胡友平さんを哀悼する中国天津のスカイタワーの照明

 

先月28日、中国天津のスカイタワーが24日に蘇州で発生した日本人親子襲撃事件を阻止しようとする過程で凶器に刺されて亡くなったスクールバス案内係の胡友平さんを哀悼するメッセージを照明で流している。

 

心より感謝するとともに、ご冥福をお祈りします。

 

このニュースで思い起こされる二人の人物

 

このニュースに接して、この事件を思い起こした人も多いのではないでしょうか?

 

新大久保駅で線路に落ちた日本人を助けようとして亡くなった李秀賢(イ スヒョン)さん

2001年1月26日、その日を覚えてますか?私たちはあなたを忘れません。

JR新大久保駅で線路に落ちた日本人を助けようとしたある韓国人留学生がその尊い命が失われました。当時、26歳のだった夢多き青年、故李秀賢さん。 生きているころの夢であった「韓国と日本の架け橋」という夢を彼は今も奨学会や町広場、映画上映会など様々な形で命を亡くしてから20年になっても叶え続けています。

 

自らの命を犠牲にして何十人もの乗客を救った長野政雄さん
(三浦綾子さんの「塩狩峠」のモデルになった人)

 

 

 

 

 

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