習志野市は、清掃工場建て替えに300億かかるから「ゴミ袋有料化」と言ってきたが、その「理由」がなくなった

 

新清掃工場では、何でも燃やしてしまう今の方式から、何段階かにわけて選別し、最終的に残ったゴミを焼却する「ストーカ方式」(CO2も減り、建設費も格段に安い)に転換

 

習志野市のホームページに「習志野市新清掃工場建設への取り組み」という記事が掲載されました。

https://www.city.narashino.lg.jp/material/files/group/6/shinseisoukouzyoukensetsuhenotorikumi.pdf

 

習志野市新清掃工場に係るごみ 処理方式を、 資源循環効果が高く、競争原理が働きやすい「ストーカ式焼却(灰は資源化)」に決定しました。 

 

と書かれています。

 

1年半前に既に「ストーカ方式」を推奨していた人がいる

鷺沼にお住いの、国際的「水問題の権威」、吉村和就先生は、1年半前地元鷺沼で行った講演会で、この「ストーカ方式」を採用すべき、と、こんな話をされていました。

清掃工場の年間経費、習志野市は浦安市より4.5億円もよけいに金がかかっている

 

ゴミは溶融炉の中で自分で燃えるものなのに、習志野市ではコークスを大量に燃やして、無理やり1800度にして、何でも溶かしている。コークスは以前の6倍に値上がりしている。

CO2を大量に排出しているし、特別な溶融炉なので、全部新日鉄に丸投げ、メンテナンスも新日鉄系列の会社。だからどんどん「言い値」で契約金額をつりあげられてしまう。

 

習志野市は最初300億円も使って新工場を建設する予定だった。

 

この講演などを初めとして「なぜストーカ方式にしない?」という声が広がり、「ストーカ方式」に変わることになりました。

 

「ストーカ方式」にすれば、全国共通の技術なので、競争入札で業者を選定でき、適正価格で契約できるようになる。

「300億の新工場建設」から「ストーカ方式」に変わり、費用も抑えられることになったので、ゴミ袋有料化の「口実」がなくなったわけです。

習志野市はただちに「ゴミ袋有料化」をやめるべきですね。

 

 

 

 

 

 


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