テレビやネットニュースで日本中に衝撃を与えた習志野市の虚偽公文書作成事件。
宮本市長は「個人のやった違法行為で、組織的犯行ではない」と弁解し、逃げ切ろうとしているが…
(ヤフーニュース)
下を向いて原稿を棒読みする市長。当事者意識ゼロ?
個人のやった違法行為で「組織的な不正」ではないから、自分には責任がないと言い張る市長
いくつもの疑問点
2年前に内部告発で発覚した、習志野市役所の「虚偽公文書作成」という違法行為(犯罪)。おかしなことばかりです。
市長選でこのことが問題にならないよう、2年もほったらかした?
内部告発があってから2年間もほったらかしにしてもみ消しをはかったのは、この不祥事が市長選の前にバレると市長選で不利になる、と判断したから、今まで隠していたのではないか?
「組織的犯行」がバレるのを恐れて証拠書類を隠している?
「公務員は、不正に気が付いたら、それを告発する義務がある」という法律(刑訴法239条2項)に従い、職員が誠実に総務部に内部告発した際、証拠となる書類を提出しているはず。その書類やこの事件の関係書類を「業者の特定につながる」から、と公開を拒否しているのは怪しすぎる。逆に市役所と結託して(市役所の指示で)ウソの書類を作った「業者を特定」し、「指名停止」などの処分をして事件の再発を防がなければならないだろう。かたくなに書類を隠すのは、組織的犯行であることを隠ぺいするためではないのか?
2年前「虚偽公文書を作るよう指示した」ことが発覚した課長が、その後も2年間同じポストにいて何事もなかったようにしていられたのは、やはり「組織ぐるみの犯行」だから?
厳罰に処されるべき「違法行為」を繰り返し行ったのに、「虚偽公文書を作るよう指示した」課長は、そのまま同じポストにいたのも、市民には理解不可能。(隠しきれなくなって、「1カ月だけ給料の10分の1をカット」という、本人にとっては痛くもかゆくもない「軽〜い処分」でお茶をにごした)
(記者会見に出た記者さんが、この会見についてつぶやいています)
習志野市の不正契約問題、不正を部下に指示した課長が、不正確認後も10月末まで課長を務めていたことに関する、17日の定例会見での宮本市長と記者のやりとり。
— 本田 大次郎(朝日新聞京葉支局記者) (@IZFruC87NFtWDvr) November 19, 2023
Q記者 部下に不正を指示した人を(下水道課長に)置いておくことに、市長は何の問題も感じなかったのか?#習志野市 #不正契約 pic.twitter.com/kiCS7r9qCK
Q記者 品行方正な職員がこんな不祥事を行うというのは、組織として腐っていたのではないか。
— 本田 大次郎(朝日新聞京葉支局記者) (@IZFruC87NFtWDvr) November 19, 2023
A宮本市長 そういう指摘は受け止めなければならない。しっかりこれから、職務の本質からしっかり追求させて、綱紀粛正を図っていきたい。#習志野市 #不正契約
懲戒処分の指針で「免職又は停職」となっているのに、特別待遇の軽すぎる(痛くもかゆくもない)処分にしたのは、大ごとになるのを恐れたから?
懲戒処分の指針で「公文書を不正に作成し、使用した職員は、免職又は停職とする」となっているのに、それを無視して「戒告」や「1カ月だけ給料の10分の1カット」という、「ほとんど処分とは言えない処分」にしたのは、指針どおり重い処分にしたら大ごとになり、組織的な不正であることがバレてしまうから?
だからヤフーニュースには、「こういうのを組織的不正という」「市長発言、批判する職員は居ないのか」「(習志野)市民に同情する」といったコメントばかり(以下のとおり)
「住みたい習志野」のこの記事
には、こんなコメントが寄せられています。