そろそろ、というかすでに2025年の中学受験の出願が開始された学校も多いのではないでしょうか。

 

首都圏模試50付近のいわゆる「中堅校以下」四谷模試50以下の「ボーダーライン以下」の学校を目指し約2年間頑張ってきた次男はこの時期も過去問を解いたり、計算や漢字演習を頑張っていました。

 

2年間何度も学校公開や説明会に親子で参加してきたので第一志望への熱望度は揺るがないと思っていたのですが…

 

12月に入っていよいよ出願!となったら湧いてきたこんな気持ち。

 

果たして受験校はここだけでよいのか?


正直次男は志望校の偏差値に対して模試は6年の夏ぐらいから4科目全てだいたいプラス10~15をキープしていました。


キープしていてもそうはいっても小学生。若干11歳。受験当日はなにが起きるかわからない。


確実に合格をもらうには模試での偏差値プラス10以上過去問での得点が80以上を目標にしてきました。

 

これぐらいキープできているんだからもっと上を目指せるのでは?


そもそもなんでこの学校がいいんだっけ?

 

もちろん「上」を目指すのは悪いことではないし本人が希望するのであれば少し背伸びした学校をチャレンジさせてもいいと思います。

 

でもこれはあくまでも

本人が希望したらの場合。

 

揺れ動く母ゴコロはここでは封印して受験日までの残り少ない時間をめいっぱい突っ走ってください。間違っても12月になって

 

「志望校は本当にここでいいの?」

「あなたならもっと上を目指せるんじゃない?」

 

なんて悪魔の言葉はかけないでください。

きっとその瞬間に合格可能性は半分になってしまいます。


だってその言葉はその学校合格を目指して頑張ってきたわが子の努力を全否定することと同じだから。

 

とくに中堅校以下の学校を志望校として2年間も頑張り続けてきたわが子は本当にすごい!


志望校に上も下もない、全受験生にとって第一志望校が「頂点」なんですよ。

 

受験生の親としての欲や見栄や葛藤は当然のこと。でもそこは今は封印してください。

 

だって、ここまで母もわが子もいっぱい頑張ってきたのだから。

 

そもそも「上」ってなによ?と思うんです。

 

御三家だから素晴らしいのかな?中堅校以下は進学校よりも合格するのが簡単なの?

 

そういう考え方をする親さんはなかなかのナンセンスさ全開していて本当にしんどいのだ。

 

「偏差値なんて関係ないよね!」なんて言ってる親ほど偏差値至上主義がだだ洩れでさ。今後のお付き合いも考えちゃう。

 

わかっているのよ。表向きは「良い学校だよね~」といいながらホンネは「どうせゆる受験でしょ」って思っているのはね。

 

知らない・知ろうとしない人はほっとけばいいって思うのだけど。

 

次男は楽しく学校生活送ってますよ。本当におもしろい&すばらしい学校です。

 

でも偏差値至上主義の親さんにそれを語っても理解されないしどうせ大したことないでしょと思われるのは承知しておりますので教えてあげない。

 

中堅校以下の学校を熱望して入学した親さんは偏差値至上主義の親さんには近づかないほうがいいということを思い知った一年。


そして、中堅校以下の中学受験は「中学受験じゃない」とうっすら思っている進学校通いの親さんが意外と多いということを知ってしんどくなった一年。

 

気にしないって思っていてもまあ気分は良くないからね。

 

偏差値至上主義の親さんが見ている景色とこちらが見てる景色は全く違う。


理解し合えないのは当然。どっちが良いとか悪いとかはないけれど偏差値至上主義を押し付けられるのはワタシ的にはとてもしんどいのでお付き合いはできる限り遠慮させていただきたい。

 

いろいろ揺れ動くこの時期の母ゴコロ。

でも、偏差値至上主義なんてクソくらえです。

 

わが子の行きたい学校はどんなに偏差値的にボーダー以下であろうとわが子にとっては難関校であり進学校であり御三家なんですよ。


だから、その学校を選択して目指していま目の前で頑張っているわが子は間違っていない。

 

きっと合格の先には楽しい中学校生活が待っています。

 

決戦とゴールとスタートはもうすぐ。

がんばれ。

2025年中学受験生。