下妻物語 ★★★★ | review garden

下妻物語 ★★★★

 

嶽本 野ばらサンの原作を映画化した作品。

野ばらサンは、独特なタイトルのものが多くって、すごく気になっていた作家さんだったけれど、

文庫がまだ少なくて、「いつか読みたいなー」と思っていた矢先の映画化。


公開当初、ヤンキーちゃんとロリータちゃんの話くらいしか予備知識がなかったので、

「下妻」という言葉から、勝手に、ちっちゃい奥さんみたいのを連想してたんだけど、

茨城出身の友達に「下妻って実家の近所だから気になる映画なんだ」と聞いて、

初めて意味を取り違えてたことを知ったのでした。


気にはなっていても、邦画にはがっかりさせられてばかりだったので、

どうしても、映画館にまで足を運ぶ気にはなれずに、

今更になって、ようやくレンタルしてきたのでした。


そしてそして。

前評判通りの面白さ!

もう冒頭から、フカキョン扮するロリータちゃんに釘付け。

ヤンキーちゃん役の土屋アンナちゃんは、

本作で初めて見たけど、

なかなかいい役者さんでした。


まず、この映画の一番の成功は、キャスティングと思う。

そして、それだけでなく、脚本も良くできてるし、

なんたって、小ネタがいい。

例えば、ジャスコのくだりとか、

おばあちゃんのキャラとか、

もうほんと、挙げたらキリがないくらい・・・・。

見た人が数人集まったら暫く語り合えそうだ、と思うくらい

スパイスが上手く効いてる作品。


邦画も進歩したんだなぁーとつくづく感じさせる作品で、

こういうのこそ、ハリウッドとかで放映してくれたらいいのにな、なんて思ってみたり。


単なるギャグ映画には終わらないオチにも大満足。


自分じゃ着れないし、着て歩きたいとは思わないけど、

ロリータちゃんのファッションは、

なんだか少女の頃を思い出させるし、

ヤンキーちゃんも、若かりし頃を思い出したりして・・・

そういう意味では目にも優しい映画でした。


ただ、ところどころ、まったり、というか、間延びしている部分は、

少し、飽きるというか、退屈にも感じたので、★ひとつマイナス。


でも、いわゆるロマコメの王道モノとは違って、

女の子限定ではなく、

男性にも笑える映画なので、

まだな方は是非見てほしいなぁ、なんて。


もち、うちのダーリンも、面白かったと言っておりまちた。


この映画を思い出しながら、原作読んだら楽しそう♪

そんなわけで、近々原作も読んでみようと思いまする。



嶽本 野ばらサンのオススメ本教えてくれたら嬉しいなり。


フカキョンはまり役度:★★★★★

笑える度:★★★★

感動:★★

演出:★★★★

総評:★★★★


映画館で見るなら:1200円

レイトショーなら充分満足。でも、おうちでまったり見る方が向いてるかも。

DVD買うなら:1000円

何度見ても飽きなそう。英語字幕ついてるなら2500円でも買う。笑。