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すみれのキモノ笑う日々

週末着物ではありますが、着付けに悩みコーディネートに失敗するちょっと笑える着物のお話、日々のアレコレをつづります。




着物つながりの方々とお食事。

グレージュ色の江戸小紋。
「工芸企画室さや」のアールヌーボー柄の袋帯。


小物の色選びに時間がかかってしまいました。
困ったときの白い帯締め。




美味しいお食事が楽しみです。

最近のお買い物。


 

 

9月に誂えた帯。

明星軒(めいせいけん)の更紗。

「明星軒」というのは屋号で、京都の老舗呉服問屋「啓明商事」さんが会社名とのこと。

 

たくさんの色を使っていますが落ち着いていて派手過ぎず地味過ぎず。

どんな着物にも合うユーティリティプレイヤーとしての活躍を期待して誂えました。

日本シリーズを制したソフトバンクホークスの選手陣のよう(笑)

箪笥のこやしになりがちな着物のカンフル剤になってくれますように。

 

 

 

 

 

そして博多織のマスク。

薔薇柄、毘沙門亀甲柄。

もうマスクだけで30枚くらいありますが、「いいな」と思うとつい買ってしまいます。

11月23日(月・祝)のこと。

ようやく晩秋の空気になりました。

くるりさんのデニム着物と木綿帯で出かけます。

写真に映っていませんが、これまたくるりさんの黒羽織を防寒用に。

 

 

お出かけしたのは大濠公園。

密にならない程度のほどよい人出。

多くのご家族やカップルが散策を楽しんでいました。

まだまだ油断はできないコロナ禍ですが、少しでもリラックスできるひとときを誰もが求めてるんだなあと思います。

 

ゆっくり動くスワンボートを見て、穏やかで平和な日常がいかにかけがえのないものかを

あらためて感じました。

 

 

この日の目的地、福岡市美術館。

草間彌生さんのカボチャに迎えられ。

 

 

 

特別展「藤田嗣治と彼が愛した布たち」。

絵画そのものというよりは、彼がコレクションした布や世界の衣装、画中に再現された描かれたそれらの細密さに着目したものです。

藤田画伯は着る服も自分でデザインし、縫製もしたそう。

布に対する偏愛ぶりが感じられます。

 

着物を愛する方も「布好き」「糸好き」多いですよね。

画伯は日本の働く庶民の服装も大好きだったようです。

展示されていた浴衣や魚河岸法被はすごく大胆でモダンな柄でした。

 

 

福岡市美術館は常設のコレクションも一級品。

ミロ、ダリ、ウォーホルなど世界レベルの絵画をはじめ、近現代の美術品が数多く所蔵されているのでたっぷり楽しめます。

 

 

唯一撮影を許されている古美術コーナー。

黒田藩菩提寺・東光院のありがたい仏様群像。

大日如来の周りを十二天部がぐるりと護ります。

美しいですね。

 

 

 

こうして午後いっぱい一人でぶらぶら。

 

仕事のストレスだったり、親しい友人と思い込んでいた人たちとの距離感を勝手に間違えた事を今更感じてハズカシーと思ったり、身体コントロールがうまくいかなかったりが続いてちょっと元気のない一週間だったのですが。

 

やっぱり外の空気を吸うっていいなあ。

きれいな光景や美しいものを目に入れるだけで、どうでもいい悩みがスルスルと溶けて流れていき、幸せな気持ちに満たされました。

世界は広くて美しい。

生きることをたくさん楽しもうと思えたお出かけでした。


気楽に一人おでかけ。

 




着物:くるりさんのデニム着物「DressSlub」
帯:くるりさんの木綿帯「しだれ菊」
帯揚げ:梅屋さんのゼブラ

 
カジュアル着物を揃えるのが楽しくてそればかり買ってた時期のもの。

かしこまらずリラックスできる着物があるというのは有難いです。

 
しかし不思議なことに、汚れても気軽に洗えるはずのデニム着物はいっこうに汚れません。一方、正絹の大事な着物に限ってデビュー当日に食べこぼしのシミをつけてしまうとはこれいかに。