すみれのキモノ笑う日々 -20ページ目

すみれのキモノ笑う日々

週末着物ではありますが、着付けに悩みコーディネートに失敗するちょっと笑える着物のお話、日々のアレコレをつづります。

土曜日は夫と筥崎宮放生会におでかけ。

福岡では「放生会までは浴衣OK」というローカルルールがあります。
この日も気温30度越えの残暑。ありがたくそのルールに則ります。



15歳から着ている40年選手の浴衣。


帯留はKIMONO MODERNさんのもの。



眼の肥えた着物友達の集いや浴衣パーティなんかは、
気にすまいと思ってもやはりコーディネートのセンスを気にしてしまう。
でもこの浴衣は自分がリラックスするためだけに着る。
私にとって一番浴衣らしい浴衣かもしれません。


放生会の様子はまた次回。



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浴衣パーティへお出かけ。



OKANOオリジナル浴衣「UTSURO」。
セオαは酷暑の盛夏には少々暑いですが、雨模様で少々気温が下がった9月初旬のこの日、スムーズに着ることができました。


主催はアクセサリー作家のcoquillebijouxさん、「おうち教室こまち」の渕上とし子さん。
お二人とも着物を通じたお友達です。

会場はタカクラホテル福岡。



ヨーロッパの家具や丁度品がクラシカルでゴージャス。
「特にロビーの雰囲気が素敵なので」というcoquillebijouxさんのアイデアで、希望者にはここでの撮影をお勧めしているとのこと。
確かに素敵な空間。気分はもうイタリアです。



カメラマンは写真を趣味にしておられるボランティア。
coquillebijouxのご友人であるメイクアップアーティストの方も、参加者の皆さんのポイントメイクをご担当。
とし子さんは皆さんの着付けにも奔走。

思い立って、私もお手伝いを申し出ました。撮影誘導・受付を担当です。



余談ですが、定年退職まであと5年という年齢になったこともあり、仕事から離れた後の人生を考えることが増えました。
これまではまがりなりにも働くことで社会貢献してきたつもりですが、それが無くなった後自分は何をもって人様のお役に立つことができるか。そんなことをぼんやり考えているうちに、今からでも、例えば自分が好きな着物の世界で何か役立つことがあるといいな~と思うようになりました。
着付けのお免状も持たない自分が貢献できることには限りがありますが、こうした裏方仕事ならば役に立つかもしれません。
今の私の仕事も完全なるスタッフ業務で、こうしたイベントの企画、準備、当日運営などの経験もそれなりにあります。今回のお手伝いがその手始めになると嬉しい限りです。


ホテルご自慢の料理をビュッフェスタイルで。どれも美味でした!





この日のフォトジェニック賞はレトロでクラシックな装い。夢二の作品から抜け出したような美しさ。



いつも見かける方々も。
初めましての方々も。

一緒に飲んでおしゃべりして。



この日も楽しい一夜でした。



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9月1日(土)は友達が主催する浴衣パーティでした。
まずはコーデから。



OKANOさんのオリジナル浴衣「UTSURO」シリーズ「カワセミ」。
錆浅葱(さびあさぎ)と金茶の色合いが目をひくせいか、これを着ていると良く声をかけていただきます。
セオαなのでお手入れもラクラク。
帯は原田織物さんの博多織半幅帯。


暗いオレンジ色の二分紐に、ベネチアンガラスの帯留め。


かなり華やかな印象ですが、まあ夏も終わるし最後に一発派手に打ち上げとくか~~!



おでかけの様子はまた次回。






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夫と博多座デート。



小千谷縮の夏着物に羅の博多織の帯。
やっぱり麻は涼しい。



足元はカレンブロッソ。博多紋織の鼻緒です。

この日の公演は「其礼成(それなり)心中」。
三谷幸喜さんが挑戦した文楽です。






時は元禄。大阪では近松門左衛門の「曾根崎心中」が大ヒット。
舞台となった曾根崎ではこれに感化された男女の心中が相続いたため、その界隈で饅頭屋を営んでいた男にとっては大迷惑。「死を呼ぶ饅頭」「縁起が悪い」と売れ行きに影響が。
「これ以上ここで死なれちゃかなわん!」と男は夜な夜な見回りに・・・

三味線の泣くような音色、太夫の朗々とした詠い、そして人間そのものじゃないかと思うほど感情豊かな人形の演技はまさしく文楽。
なのに、「パトロール」「ネイルサロン」といった現代語が飛び交い、人の弱さと強さを描いた物語はやっぱり三谷監督らしく、人間愛とユーモアに満ち溢れていました。


お昼を食べて、地下鉄へ。
そこで私の忘れ物を取りに戻った夫を一人ぼんやり待っていると、

向こうからとてもきれいで上品な女性が近づいてきて、話しかけてこられました。
博多織工業組合の浴衣パーティで私を見かけたとのこと。しかも。
「ブログ読んでます」
うわー嬉しい! こんな拙いものを面白いと言ってくださる方がいらっしゃるとは・・・本当に励みになります。
またお目にかかれるといいなぁ。


戻ってきた夫と一緒に百道浜の福岡市博物館へ。
途中、通称「サザエさん通り」を歩きます。
作者の長谷川町子さんがこの界隈で育ち、百道浜の海をヒントにサザエ、カツオ、ワカメなど登場人物の名前を考えたと言われています。


サザエさんと町子先生の銅像。


福岡市博物館で「ボストン美術館浮世絵名品展」を鑑賞。
鈴木晴信の名画にうっとり。



ダイナミック画風の歌川国芳がヤングジャンプの劇画とすれば、
晴信は「りぼん」「マーガレット」の少女漫画といったところでしょうか。
美少年と美少女が並び立つ絵が多いのですが、いずれも繊細で優美です。
そして「どっちが少年でどっちが少女だっけ(笑)」と思うほど中性的な描かれ方。
エロスからは遠く、実に清らか。
太平の世らしい静かで平和な美しさでした。


日本文化を堪能した一日でした。



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今日のおでかけ。
久々に夫とデートです。



お盆を過ぎたといってもまだまだ暑い日。
小千谷縮は強い味方です。
そして羅の博多帯は黒木織物さん。この日がデビューです。



二分紐はOKANOさん。
帯留は白い陶磁器。
私的にちょっと物足りなかったのでタッセルの根付を。


この小千谷縮は7年前くらい?着物をはじめた頃に買いました。
その頃はとにかくキモノ雑誌を読み漁って情報を取り入れるのに必死でした。
雑誌の美しいモデルさん達がまとう夏の着物はどれも涼やかで透明感があって。
麻の着物、特に小千谷を軽やかに着こなす姿にどれだけ憧れたことでしょう。


そんな私がコツコツお金を貯めて呉服屋さんの暖簾をくぐり、ドキドキしながら買ったのがこの小千谷だったのです。

お洗濯はどうしたらいいのか、どのくらい脱水をかけたらいいのか、シワができたときアイロンをかけていいのか悪いのか。
お店の方を質問攻めにしたのでしたっけ。


欲しくてたまらないものをようやく手に入れる喜びと高揚感。
若い頃ならともかく、こんな年齢になってもそんな気持ちを味わうことになるとは。
本当に、困ったものです。


おでかけの様子はまた次回。




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