安河内葉子さん主宰の「木乃花会」の催しへ。
今回は「能楽師 飯田清一氏による小鼓の演奏と体験」です。
場所は中洲の老舗料亭「嵯峨野」。
伝統的な和楽器の演奏を聴くのだし、集まる方々はほぼ初対面だし。
どれほどの「かしこまり度」で臨むべきか悩みつつも
真夏のような気温なのでセオαの夏着物で。

料亭「嵯峨野」さんでいただいたランチは
初夏らしい涼やかな趣向と上品な味わい。
残念ながら写真撮影NGとのことですのでお伝えができませんが
五感で味わい記憶に残すことができて幸せです。
さて、小鼓。
「一の会」主宰の飯田清一さん。
(撮影も顔出し掲載もご自由に、と。ありがとうございます)


能楽の歴史、小鼓のしくみ、ご自身がなぜこの道を選んだか、
とてもわかりやすい言葉で時にはユーモアも交えながらお話しくださいました。
「コヅツミじゃありませんよコツヅミ。コヅツミだとハンコが要ります」

室町時代に端を発した能楽。
小鼓自体も古いものが多く、
「これなんかは割と新しいですね。まだ100年くらいしか経ってないかな」
ええーー!なんですかそれまるで京都人の「先の戦=応仁の乱」じゃないですか!
小鼓の太鼓の部分は馬の皮。叩く部分の裏に時折指を舐めて唾をつけないと
「乾いてしまうんです。水ではダメなんですね」
「少し叩いてみましょう」ということで「高砂」「羽衣」の」さわりの演奏。

お謡いの声は朗々として、先ほどまでの和やかさから一変、力強く深く。
そして小鼓の音は空気を震わせる軽快さ。かっこいいな~
左手の握りを変えるだけで「ポン」「カッ」「ポン」と調子が変わる。
すごいな。面白いな。
演奏が終わり、「皆さんもお一人ずつ鳴らしてみてください」

左手で調緒(麻紐)をすくって握り右肩に乗せる。
左腕に直角になるように右手を鼓に。
ところが
ペチン、コン、カツン。
おかしな音しかせず、皆で笑い合います。
難しいな~
すると飯田氏
「目の前に落ちてる丸まった紙のごみを丸くした手でそっと拾って、肩越しにポイと投げる感じでどうぞ」
そしたらなんと
「ぽんっっ♪♪♪」 いい音!! 嬉しい!!
ツーショットもお願いしました。ありがたや・・・

なんだかハマりそう・・・
家に帰って小鼓を買うといくらするか調べたらAmazonで30万円でした。
うむむ。一気に距離が遠のく・・・