片岡愛之助さんの「鯉つかみ」。

この日の装いは博多献上紬に鯉の柄の帯。


遊び心満載。
というよりもう遊ぶことしか考えてないですね。
「遊びをせんとや生まれけむ」です。
鯉の柄は特に季節に配慮する必はなさそうですが、端午の節句の頃に登場させても良いかも。あとはカープ女子に貸し出すとか。(私はホークスファンなので・・・)
さて、鯉つかみ。
Puririnさん、コキーユビジューさん、うみさんと待ち合わせて。


愛之助さんがなんと10人もの役を一人で演じます。
博多座の館内で「十役を探せ!」と銘打って役柄のパネル(全員愛之助さん)があちこちに。


400年にもわたる壮大な因縁の物語。
愛之助さんの早替りの見事さ。
妖しの鯉の皇子、凛々しい若武者、忠実な奴、悪い継母、色悪の情夫。
「あれれ?どこですり替わった? 何がどうなった?」と驚きの連続。
中でもヒロイン小桜姫(中村壱太郎さん美しい!)をいじめまくる継母・漣(さざなみ)を演じる愛之助さんは抜群。
「ヤな奴」を演じさせたらホント上手いなあ。「半沢直樹」の黒崎検査官を思い出します(笑)
そしてクライマックスは鯉との水中プロレス。
前列のお客さんはレインコートで水ハネ覚悟。
愛之助さんが繰り出すローキック、ハイキック。スリーパーホールドにパイルドライバー。
大きな目を白黒させて暴れる鯉がなんだかかわいそうで、タオル投げ入れそうになります。
死闘の末、愛之助さんの勝利。大熱演です。
本来夏の涼のための水芸。春とはいえまだまだ寒いこの時期に愛之助さん風邪ひかないか心配ですが、
麗しき奥様(紀香さん)もおいでになっていたようですので、しっかり体調管理していただけるかな。
楽しく心躍る一日でした。