魔性の小紋 | すみれのキモノ笑う日々

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週末着物ではありますが、着付けに悩みコーディネートに失敗するちょっと笑える着物のお話、日々のアレコレをつづります。

OKANOさんのお正月「福袋コーデセット」で購入した小紋。

お店で薦められた時、「茶色がお嫌いでなければこういうのも素敵ですよ」と。
ということは、多くの人は茶色を好まないということなのかな。
老けて見えるとか?

ともあれ反物購入だけして帰りました。
仕立て代稼がなきゃなあ、頑張って仕事しないと。

写真だとわかりづらいですが、濃茶紫にひし型の柄がチラホラ。
飛び柄小紋? でも良くみると大きな地紋が入っています。


ひし型の模様は、銀箔だったり、ピンク・イエロー・ブルーだったり。
このチラチラと入ったきれいな色、ほんのりとぼかしが入っています。


なんだか、夜の山道を歩いていて遠くに見える灯りのようです。
でも、どこか旅人を誘っているかのような、行ってはいけないような。
人ならぬ何かが待ち構えているかのような、そんな緊張感を感じます。

この小紋には「魔性」と心の中で命名しました。

魔性のオンナ。そういえば若い頃私の周りにも一人いたなあ。
その女性は、違う部署で働く同僚でした。

独身時代は妻子ある男性と不倫。
相手の奥様の知るところとなり、仕事場に乗り込んで非難されたそうです。

お見合い結婚後、また別の男性と不倫。その男性の子を妊娠しました。
子供が自分の子と信じて疑わない夫は妊娠を喜んでいましたが、出張先で不倫旅行中の自分の妻とばったり遭遇、離婚に至りました。
不倫相手の男性には、長い交際期間を経た婚約相手がいましたが、妊娠を理由に強引にこの男性に結婚を迫った彼女。ついに略奪結婚。

昼ドラ顔負けの恋愛劇を繰り返す彼女を、「忙しいやっちゃ」と眺める私たち。
彼女の略奪結婚で男性の元を去った婚約者の女性は、誰もが認める知的な美人でした。
一方、略奪した彼女はちょっとぽっちゃりしていて、どちらかといえば不美人の類だといえます。
多くの同僚が「なぜあんな女に魔がさしたりしたのか」と義憤にかられ、元婚約者に同情しました。

私が覚えている彼女の特徴。とにかく「めちゃくちゃ声が小さい」のです。
「・・〇〇・・・ね、わたしが  〇〇〇・・・したら・・・・のよ」
みたいな消え入りそうな小声。

そのたびに「え?何?」と聞き返すのですが、はっきりと聞き取れたためしが一度もありません。
しかし、私の後輩男性によれば、「あの人はヤバイです」
「聞き取れないから自然と顔が近づく。そしたらじーーーーっと目をのぞき込んでくるもんだからドキリとするんです」とのこと。なるほどなあ。


男と女のことなんて、正解も不正解も無い。正義も不正義も無い。
正体がわからないけれど、突き動かされるような衝動で人は人を好きになるものなのでしょう。

ちなみに件の後輩男性に
「私にはそういう魔性を感じるか」と聞くと「一切感じません」とコンマ1秒で返事が返ってきました。
でしょうね。声でかいし。



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