
やってきました、博多座スーパー歌舞伎「ワンピース」。
木乃花の会さんにまたまたお世話になりました。
地震の影響でJRが間引き運行する中なんとかたどり着きましたよ~。



緞帳もお弁当も「ワンピース」!
だんだんワクワクしてきました。
いよいよ幕が上がります!
・・・と。
そこにはルフィの衣装に身を包んだ市川猿之助さんが。
そして猿之助さま、熊本の地震に対するお見舞いの口上。異例のご挨拶です。

(写真は博多座公式サイトから借用)
完売のはずの席にちらほら見える空席。
実は被災された方のものでした。
「劇場にいるみなさん、私の分まで楽しんでください」という被災者の方のツイートをご紹介くださった猿之助さん。
こうした状況で公演を行うべきかどうかと迷いつつ
「ただの空席ではない。想いのつまった席だ。このような時こそ演じよう」と答えを出したとのこと。
そのお心持に拍手を送ります。
さあ、ワンピース本番!
とにかくもう圧巻の一言。
宙づりや水舞台の迫力ある演出。、
プロジェクションマッピングを駆使した歌舞伎の枠を超えた表現。
なのに、ルフィのゴムの腕を黒衣(くろご)さんたちのアナログ連携プレーで表す面白さ!
「そうだそうだよ!歌舞伎でやるなら確かにコレしかない!」とコーフンしながら笑いころげました。
そして、キャラが立った登場人物たちの、針が振り切れた熱演!
異形のニューハーフたち(でも志ある革命戦士 笑)が繰り広げる「ニューカマーランド」のレヴューなど、
「あーあそこに行って私も一緒に踊ってみたい」と思うほど楽しめました。
幕間、演者たちが募金箱を持って客席を回ります。
熊本の被災地に送るためのものです。
猿之助さんもお客さん一人一人に声をかけます。
感動です(涙)

(写真は博多座公式サイトより借用)
私のいる階にも役者さんが来てくれました。
あっ、ニューカマーランドの住人じゃないですか!
気持ちばかりのお金を募金箱に入れると
野太い声で「いやんありがとおぉぉぉ


」と握手してくれました(剛力)仲間を見捨てない。家族の絆を忘れない。
シンプルだけどこの世で最も尊いメッセージに胸がジーンと熱くなりました。
この日観ることができなかった熊本の方が、いつかこの公演をご覧になれますように。
必見の濃厚エンターテインメントでした。