現在も、
(ものすごーく)渋々と半衿つけに臨むワタシ。
苦手なのに加え、最近では老眼による視力低下も手伝って
ますます針と糸を見るのが苦痛です。
便利グッズ「糸通し」に助けてもらって
針の穴に糸を通すところで
「疲れた~休憩」。
襦袢の片面に半衿を乗せてまち針を打ったところで
「疲れた~休憩」。
ようやく縫い始めたと思ったら、
途中で付け替えるのが嫌だからと糸を長く取り過ぎて
糸がどうしようもなくこんがらがってしまって
渋々切って留めて、また針に糸を通し・・・(←バカですね)
こんな調子ですから、1枚の長襦袢に半日がかりです。
ほかの人が
「半衿ならテレビ見ながら30分でつけちゃうわ~」
「あらアタシなんか15分よお~」
「今日は肌襦袢5枚全部に半衿つけたわ~」
と言っているのを
異なる銀河系の星の言葉のように聞くワタシ。
色半衿や柄半衿のおしゃれを楽しみたいのは山々なのですが、
針と糸を持つのが嫌というだけで
「半衿は汚れたら替える」的な
世界から脱却できないままです。
そんなワタシの前に天の助けが。
「衿秀ローズカラー」

襦袢と半衿をファスナーで付け替えるというものです。
手持ちの襦袢のファスナー加工もありだとか。
なんという素晴らしい発想。
ファスナー万歳!
ビバ!ローズカラー。
これで憎っくき針と糸から開放されます!
・・・のはずなのに、なぜか未だに手を出せないでいるワタシ。
勿論、自分の襦袢と半衿全てにローズカラー加工を施すほど
予算がないというのが一番の理由ではありますが、
「毎日仕事で着物を着る人ならともかく、
ワタシのような週末着物人が
こんなラクをしてしまって良いものか」
・・・という、昭和世代特有の精神的マッチョが
ワタシのようなぐうたら人間の心の底にも
少~~~しだけあって、
踏み切れないでいるのでした。
あれだけ掃除や食事作りを省略化しておいて
マッチョも何もないのですが、
着物だけは。
大好きな着物にだけは、
ちゃんと向き合わないと
ますますダメ人間になる・・・
そんな矛盾した気持ちのやり場に困る毎日なのです。