裁縫が苦手(その2)~ローズカラーの誘惑 | すみれのキモノ笑う日々

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週末着物ではありますが、着付けに悩みコーディネートに失敗するちょっと笑える着物のお話、日々のアレコレをつづります。

昨日の記事の続き。

現在も、
(ものすごーく)渋々と半衿つけに臨むワタシ。

苦手なのに加え、最近では老眼による視力低下も手伝って
ますます針と糸を見るのが苦痛です。


便利グッズ「糸通し」に助けてもらって
針の穴に糸を通すところで
「疲れた~休憩」。

襦袢の片面に半衿を乗せてまち針を打ったところで
「疲れた~休憩」。

ようやく縫い始めたと思ったら、
途中で付け替えるのが嫌だからと糸を長く取り過ぎて
糸がどうしようもなくこんがらがってしまって
渋々切って留めて、また針に糸を通し・・・(←バカですね)

こんな調子ですから、1枚の長襦袢に半日がかりです。

ほかの人が
「半衿ならテレビ見ながら30分でつけちゃうわ~」
「あらアタシなんか15分よお~」
「今日は肌襦袢5枚全部に半衿つけたわ~」
と言っているのを
異なる銀河系の星の言葉のように聞くワタシ。


色半衿や柄半衿のおしゃれを楽しみたいのは山々なのですが、
針と糸を持つのが嫌というだけで
「半衿は汚れたら替える」的な
世界から脱却できないままです。



そんなワタシの前に天の助けが。

衿秀ローズカラー」




襦袢と半衿をファスナーで付け替えるというものです。
手持ちの襦袢のファスナー加工もありだとか。
なんという素晴らしい発想。

ファスナー万歳!

ビバ!ローズカラー。

これで憎っくき針と糸から開放されます!


・・・のはずなのに、なぜか未だに手を出せないでいるワタシ。

勿論、自分の襦袢と半衿全てにローズカラー加工を施すほど
予算がないというのが一番の理由ではありますが、


「毎日仕事で着物を着る人ならともかく、
 ワタシのような週末着物人が
 こんなラクをしてしまって良いものか」


・・・という、昭和世代特有の精神的マッチョが
ワタシのようなぐうたら人間の心の底にも
少~~~しだけあって、
踏み切れないでいるのでした。


あれだけ掃除や食事作りを省略化しておいて
マッチョも何もないのですが、

着物だけは。

大好きな着物にだけは、

ちゃんと向き合わないと
ますますダメ人間になる・・・

そんな矛盾した気持ちのやり場に困る毎日なのです。