「研究家」「真面目」「的確」。周囲はそう評価する。自分の試合は録画し、振り返る。

コーチがラケットの面を地面と垂直にして下ろすよう指導すると

「チョップですね」と的確な言葉で表す。努力で秘めた才能を開花させた。

 

 

 

車いすバドミントン女子シングルス里見紗李奈選手、

初採用の種目で初代チャンピオン!

 

おめでとうございます。

競技を始めてわずか4年で頂点

はじける笑顔にパワーといただきました

 

 

「チョップですね」と的確な言葉で表す

 

「指導を受ける」いろいろな人がいろいろな場面で経験していると思います。

 

指導に対して、よくあるのは、

「ハイ」と答えるという対応。

 

ハイ、確かにその時は、頭の中では理解しています。

でも、しばらくしてそれをやろうと思っても始動された通りにできなかったり

指導されたことすら忘れてしまうことがある・・・意外とあります。

 

脳の特徴として、思ったことというのは忘れてしまいます。

だから、言葉に出したり、行動したりすることが大事。

 

言われたことをそのまま言葉にする「オウム返し」という方法もあります。

これは大切なこと。

 

ただ、言葉だけがわかっても

スポーツの技術の場合、それが動きとして体現できるか?ということ。

 

 

「チョップですね」

 

自分の動きの言葉に置き換えることができるのは

感覚としても落とし込まれているということなので体現しやすいということ。

 

アドバイスは聞くだけでなく、自分の言葉や動きに置き換える。

 

みなさんも、アドバイスを受けることがあると思います。

「ハイ、わかりました」で終わっていませんか?

 

アドバイスを受けたら、

「それは、こういう事ですね」と自分の言葉に直して落とし込んでいく。

 

これで、

いただいたアドバイスを自分のものにしていけますウインク

 

さあ、今日は、東京パラリンピック最終日。

 

車いすバスケットボールの決勝戦があります。

悲願の金メダルへ、絶対王者アメリカとの対決。

全力応援します!

 

みなさまも最幸な一日を!