私の専門は、「行動科学マネジメント」と呼ばれる、米国で生まれた「行動分析学」をベースに発展した科学的なマネジメントの方法です。人の「行動」に着目し、それをコントロールすることで、目標を達成する手法なのですが、イチロー選手のパフォーマンスは、この行動科学マネジメントの視点から見ると、非常に理にかなっています。
 
所属するランニングチーム:ドリランのキャプテンで
日本の行動科学マネジメントの第一人者、石田淳さんの
今回のイチロー選手の偉業について分析が紹介されていました。
 
写真は、6年前のチームの新年会に、
イチロー選手のオリックス時代、バッティングピッチャーとして
様々な記録樹立に貢献し、「イチローの恋人」と言われた奥村幸治さんが
参加してくださった際のものです。
 
*みんな若い(笑)左からDJSHIBUCHINさん、石田淳さん、私、奥村幸治さん
 
最高のパフォーマンスを実現するために、決まった手順を踏むやり方は、最近ではルーティンワークという言葉で定着していますが、イチロー選手で特筆すべきは、起床してから打席に入るまでのすべてのプロセスがルーティン、すなわち先行条件になっていることです。これだけ、先行条件を強固にしているからこそ、ターゲットにしている行動を高い確率で実現することができるのでしょう。
 
◆行動は科学
 
ルーティンには、パフォーマンスを安定させる効果があって、
安定したパフォーマンスを継続できることで結果につながる。
 
ルーティンがその日によって変ってしまっては安定しないので
安定させるために、その時の状況や環境を明確に把握して
きちんと出来る物にする。
 
それは「気持ち」ではなく、行動なのですね。
 
イチロー選手は、試合に出る以前の
日々の生活から管理されているお話は良く話題になります。
 
ルーティンは日常からが、成功のポイントだったのですね。
 
*詳しい内容はこちらダウン
 
私は三日坊主で、それは性格だから
続けられるようにはならないと思っていました。
 
でも、石田さんと出会って、気持ちよく走るために必要なことを明確にし
起床から自分なりのルーティンを決めて、続けられるようになりました。
 
それは「気持ち」ではなく、分析とそのための環境を整えることでした。
 
みなさんも「先行条件」を分析してみてはどうでしょうかはてなマーク
 
きっと、みなさんも三日坊主でなく、
成果を上げるルーティンが出来るようになりますよOK
 
クローバースポーツは文化クローバー


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