ロンドンパラリンピック大会6日目。
メダルのニュースが続々と届いてきました
静岡県出身の競泳チームキャプテン、鈴木孝幸選手も、
50m平泳ぎで3位、150m個人メドレーに続き
今大会2個目銅メダルを獲得しました\(^o^)/
おめでとうございます
鈴木選手と言えば、2006年静岡県障がい者スポーツ大会が
富士水泳場で開催されており、友達の稲葉統也さんが出場するというので
応援に行った際、お会いしました。
もう6年も前の写真。
友達の稲葉さんは、杖を持っている選手です。
視覚障害があり全盲で、本来は柔道の選手。
シドニーパラリンピックで5位に入賞しています。
でも、柔道だけではなく、陸上競技や水泳、
やれることは何でもチャレンジしていました
ランニングを来ている選手は田邊選手、足に障がいがあります。
3人とも、この大会各部門の優勝者です
私は、当時、まだ障がい者の大会は観戦したことがありませんでしたが
稲葉さんから
「高木さん、絶対みるべきだよ。人生が変わる!みんな、すごいから」と
聞いていたので、地元での大会、見逃すわけには行きません。
もう、本当に、書ききれなくくらいたくさんのことを学び
感動しっぱなしの一日でした。
レース中
「諦めるな~、絶対にあきらめるな~!」と、
声をからして、ずっと応援している子供がいました。
その子も障がいを持っていました。
そうだ、ココには諦めた人は一人もいないんだと思いました。
「視覚であれ、四肢であれ、障がいのある自分たちは、
家を出たところから試合が始まるんだよ」と
稲葉さんから教えられました。
杖をついたり、車いすを使ったりしながら、無事に会場に到着し
多くの人の手を借りて、スタートラインに立つんだと話してくれました。
この道は通れないなとか、人にものを頼むのは嫌だなとか
諦めたり、意地をはったりしていたら、ココにはいないのです。
確かにそうです。
ゼロから始められればいい方、
何をするにもマイナスからスタートしなければなりません。
私だったらできるだろうか?と、当時考えたことを思い出しました。
自分との戦いの連続です。
本当にたくさんのことを乗り越えて、ここにいる選手。
ロンドンパラリンピック半分の日程が終わり、結果はさまざま、
悔しい思いをしている選手もいます。
課題もたくさんあると思います。
でも、そこにいることが、まずは、素晴らしいと
心から思います。
まだまだ大会は続きます、
夢の舞台を、存分に楽しんでほしいと思います。
がんばれ、日本