こんばんは
昨日は月組『応天の門』東京公演、そして今日は星組『バレンシアの熱い花』梅芸公演の無事開幕おめでとうございます
そして、今日はミュージカル『ドリームガールズ』大千穐楽の幕が御園座で無事に下りました
全公演完走、本当におめでとうございます
昨年のコンサート『Look at Me』大千穐楽に会場に居なかったことが想像以上に寂しくて、今回の大千穐楽はどうしてもその場に居たくて昨日の前楽から遠征しました
御園座は今日も雨…まるで"やらずの雨"ですね
東京、大阪、名古屋…アクスタ撮影は何回したでしょう
今日の大千穐楽は、福原みほさんエフィ回
外は雨が降っていましたが、御園座は大千穐楽独特の熱気で賑やかでした
今日の座席は、nozomist先行抽選で当たった1階一桁列上手側
一幕冒頭の「カンカンカン…♪」というノリノリの打楽器の音に、毎回「さあ始まるぞ〜!」とワクワクしていたのですが、今日はこの音を聞くのも最後かと思うと…アポロシアターのコンテストに出場する冒頭の女性4人グループの歌と踊りから泣けてきてしまった…
あやディーナ、みほさんエフィ、saraさんローレルの、アマチュア女性コーラスグループ"ドリーメッツ"の歌と踊りはいつもアマチュアとは思えない仕上がりですけれど、今日は更にリミッターを外していて「優勝間違いなし」のレベルでした
どの曲を聴いても、これは音源も映像も残らないのだと思うと切なさが増すばかり…
あ…例のパクリ白人さん(高橋卓士さん)は今日も歌う前に背中から弓矢を取って飛ぶ鳥を射るポーズからの、ラストはマイクをシャキーンと斜め上にあげるポーズで客席大ウケ
そして、拍手
梅芸千秋楽でも拍手が起きていましたが、今日はもっと盛大な拍手でした
黒人の歌をパクってヒットさせる白人という、悪者設定で登場する高橋さんですが、なんとも鼻につくわざとらしいポーズや表情に、歌い方やマイクの持ち方も毎回クセのあるアドリブを用意してくるので、それが楽しみでした
とぼけた表情や間の取り方も絶妙で、これももう見られないのかと思うと寂しい
今日は、あのカッコいい『Steppin' to the Bad Side』で赤いミニドレスを着たドリーメッツが登場して一緒に歌い踊るシーンで、客席から手拍子が起きました
今まで何度も観劇してきましたが、記憶違いでなければここでの手拍子は初めてだったので、やはり大千穐楽の熱気がそうさせたのでしょうか
そして、一幕ラストのみほさんエフィは最後と思うと感極まったようで、ボロボロ泣きながらの絶唱…こちらも号泣のまま幕間となりました
二幕冒頭のゴージャスあやディーナは、リードしてくれた男性ダンサーたちにウィンクまでしていることを発見
もしかしたら、例の無意識ウィンクかもしれませんが…あんな近くであやディーナのウィンクを浴びたダンサー役の皆さまが羨ましい
あやディーナとみほさんエフィの再会シーンは、あやディーナの顔しか見えなかったのですが、あやちゃんの目がウルウルしていました
成功するためには他を蹴落としてでも…という、spiさんカーティスの横暴さが御園座では更に増して見えましたが、ラストの記者会見でつきものが落ちたような表情で、逡巡しながら絞り出すように話し涙するカーティスの姿には涙が溢れました
カーティスが舞台を去る時、ここでも今日初めて拍手が起こりました
黒人の成功という夢をみたカーティスにも、緩急自由自在な素晴らしい歌声とお芝居を魅せてくれたspiさんにも、その両方に向けた拍手だったと思います
そして、ドリームガールズ解散コンサートのシーン
「お別れの時…」と歌い始める歌詞には、やっぱり今日は耐えられなかった
東京から今日まで何度もこのラストコンサートを見届けてきましたが、とうとう今日は本当にドリームガールズ解散の日となってしまいました
うろ覚えの歌詞ですが…
「別々の道を歩いていく
離れていても 愛してる
人生はこれから 目を逸らさないで 前向いて」
今日で解散することになるこのカンパニーにも通じる歌詞であり、また今日でもうドリームガールズに会えなくなるワタクシたちの気持ちにも通じてグッときました
あやちゃん、saraさん、なかねかなさんもウルウルしているように見えました
福原みほさんは、ここでは笑顔で歌いきりました
カテコはスタオベ
あやちゃんの「話が長くなりますので、皆さま良かったらお座りください。」から始まり、メインキャスト一人ずつご挨拶
あやちゃんの紹介で、博多座から休演したICHIさんに代わって出演していた田川景一さんが涙ながらに無事に終わったこと、スゥイングというシステムを取り入れてくれたことに感謝のご挨拶
更にあやちゃん…これが言いたかった!と「知っているでしょうけど、スゥイングは一人じゃないの!二人なの!」と台詞に掛けてもう一人のスゥイング高橋莉瑚さんを紹介し、袖から登場されご挨拶されました
常に突然の事態に対応出来るよう、一人で十数人の役の曲や台詞を覚えて袖に待機しているというスゥイングの存在は本当に大きいそうで、キャストの方々も感謝していました
岡田浩暉さんが「望海さんの人柄のせいか、このカンパニーは本当に皆んないい人ばっかりで最高だった!」と言えば、駒田一さんは「数え切れないぐらい何度も千秋楽を迎えてきたけれど、こんなに別れがたいと感じるカンパニーは何年ぶりだろう?」と…
温かいカンパニーだったであろうことは、毎公演伝わって来ていました
あやちゃんは途中涙声になりかけたのをすぐ引っ込めて、関わった全てのスタッフさん達に感謝の言葉を述べ、そして毎公演こうして劇場へ夢を見に来てくださったお客様がいたからこそ完走出来ました!とご挨拶
1階客席の一番後ろに演出の眞鍋さんと、もう一人のエフィ村川絵梨さんも座っていて、舞台からの呼び掛けに手を降って応えていました
最後のカテコでは、一度座った客席も改めてスタオベ
前楽の「いい夢みゃ〜!」から、駒田一さんが改善した「ええ夢みゃ〜よ!」をキャスト全員で叫んでラスト
そして、そして…
最後にはけるあやちゃんから特大の投げキッス
15:30終了でした
あぁ〜とうとう終わってしまった
日本で舞台化するのは難しいと言われていた『ドリームガールズ』でしたが、大成功の日本初演になりましたね
どのシーンを切り取っても絵になり、どの曲を切り取っても高いクォリティで、目にも耳にも強く印象に残る作品になりました
再演を切望します
終演後はヅカ友さんのお一人と久しぶりに会うことができ、ドリームガールズのこと、あやちゃんのこと、まあやちゃんのこと、宝塚やミュージカルのことなどをお喋りして、短いけれど楽しい時間を過ごすことが出来ました
アクスタ撮影、最後は4人で
東京→大阪→名古屋と1ヶ月半追いかけて毎回大満足し続けてきたので、もう既に寂しいです
"いい夢"をありがとう
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