今日は昨日から一変してお天気が良く、気温も25℃を超え初夏のような気持ちよさでした
自転車で郵便局やスーパーへ
行き帰りはいつもの遊歩道をお散歩気分で通り抜け…
木の名前は分かりませんが、紫色の房のような花と黄色のミモザのような花の咲いた大きな木…コントラストがキレイでした
さて、相変わらず『エリザベート』に取り憑かれているワタクシ…
買ったばかりのリマスター版初演雪組公演のブルーレイを早速観ました
画像はDVDの商品サイトからお借りしました。
リマスター版なので映像はかなりクリア、それでも25年前の舞台ですから少し時代も感じました…
けれども、この初演の映像を見て良かった
本当に素晴らしい公演ですね
楽曲や演出、大道具や小道具、衣装などがほとんど変わっておらず、改めてその普遍性に驚きました
ウィーン版から宝塚版として持ってきた最初の公演が、25年後でも色褪るどころか、25年後にも同じことを続けている、その完成度に驚きました
一路真輝さんは女優さんになられてからの聡明で美しい印象しなかったので、男役のオーラや色気、目力に「わぁ、やっぱり男役の時はこんなにカッコ良かったんだ」とホレボレ
妖しく神秘的で、歌声も深くて素晴らしいですね
エリザベートを演じた花總まりさんは、ザ・娘役という正統派美女で、強気で繊細なシシィを見事に熱演されていて素晴らしかったです
調べてみたら、花總まりさん…この時まだ研6ぐらいなんですね
研ぎ澄まされたお芝居に胸打たれ、さすが雪組と宙組で長くトップ娘役を務めた方だなぁと納得でした
高嶺ふぶきさんのフランツも、端正な顔立ちと生真面目な感じが、いかにもフランツらしくてピッタリ
そして、ルキーニは轟悠さん
妖しく悪い男の香りをさせながらも、どこかコミカルで魅力的
既にどこにいても目立つオーラが漂っていますね
25年も前なのに外見が今とあまり変わっていないことは、同年代としては尊敬しかありません
そして…特に歌声が心地よく印象的だったのはルドルフを演じられた香寿たつきさん
とても伸びのある素晴らしい歌声でした
あと、ツボにハマってしまったのが…朱 未知留さんのゾフィーの眉毛
歴代ゾフィーそれぞれ眉毛はかなり釣り上がっていますが…朱さんのは顔半分ぐらいが眉毛というような存在感
ちょっぴりコミカルで可愛いゾフィーでした
雪組トップ一路真輝さんの退団公演の演目が『エリザベート』とは…"死"という存在や昇天のラストにファンの方々は別れや卒業もリンクしてしまい、涙涙…だったのではないでしょうか
フィナーレのデュエダンのあと、黒燕尾のまま一路真輝さんが一人歌う「私だけに」の替え歌…宝塚人生や卒業、ファンの方への感謝や愛が盛り込まれた素晴らしい歌詞で感激しました
初演の『エリザベート』の円盤を観ることが出来て本当に良かったです
日本での初演が、こんなにも素晴らしい舞台だったから、25年ものあいだ再演が繰り返されたのですね
次の再演はいつになるのか…それも楽しみの一つになりました
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