大阪の夏の夜の怪談 | すーのぱぱの家づくり日記

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平凡一家がマイホームにチャレンジする記録です。

以前も主張したが、このブログは家作りブログだ。

しかし、すでに軌道修正できないぐらいに怪談ネタとアメーバーピグネタ集になってしまっている。

怪談ネタは、なんとか家作りネタと引っ掛けようと、階段にまつわるものだけを選んでいたが、今日は、そうはいかない。


これは私が高校時代(25年ぐらい前)に、実際にあった話だ。当時は一般の朝刊にもニュース記事として掲載されたり、その後ワイドショーで取り上げられたりしたぐらいなので、アラフォーの北摂出身者ならピンとくるかもしれない。


ある男の人が島本町から日吉台に抜ける高槻の山道を、深夜に車で走っていた。当然辺りは真っ暗で、運転は慎重になっていた。その男の人が川久保を越えたあたりで、ヘッドライトの明かりの中に女の人が立って手を上げているのが見えた。

不思議に思った男の人が、車を止めてよく見てみると、その女の人は、ピンク色のタンクトップを来た髪の毛の長い若い女の人だと分かり、「高槻駅まで乗せていって欲しい」と言ってきたそうだ。

行き先が同じ方向だったことと、こんな山道に夜一人でこの人を放置するわけにいかず、気味悪いと思いながらも、男の人はその若い女性を後部座席に乗せて、高槻駅まで連れて行ってあげることにした。


ところが成合まで下りてきたところで後部座席を見てみると、乗っていたはずのその女の人がいない。あわてて車を止めて確認すると、後部座席がびしょ濡れになっており、あまりの怖さに、男の人はその場から立ち去り警察に直行した。

警察では、怪談話というより、事故の可能性があったらまずいということもあり、男の人とともに現場に戻った。

警察官が男の人の車や周辺を調べ始めたとき、あたりに人魂が飛び交った。

しかも、男の人の後頭部の髪の毛が何かで切られていたそうだ。


ここまで、多少記憶のあいまいな部分もあるが、当時の読売新聞に載っていた記事の内容だ。あと、警察官のコメントとして、人魂が飛び交ったのは事実だが、幽霊と関係があるとは思わない。この辺りは高槻霊園もあり、人魂が飛んでもおかしくない。と、新聞記事らしくまとめていた。


怪談としては、あまりにべた過ぎるが、新聞で、事件として取り上げられたという事実が20年以上たった今でも記憶に残っているのだ。


ここに、同じ件の他の方がまとめたブログ記事 を紹介しておく。こちらの方がもっと詳しく書いてあるし、ほぼ同じ時期にあったイノシシの事件についてもまとめてあるので、興味があればどうぞ。ただ私が上で書いた内容とやや違うのは、私の記憶を優先させたためだ。なお、過去に私がつけたコメントがあるが、どれだかわかるだろうか。