第三・四線で「 ヒラいた場合と 中央にトンだ場合 」を考えてみた。

 

・「 ヒラキ 」は 地を囲う・根拠の確保・石の連絡を担う。

・「 トビ 」 は 石の連絡より 盤面を仕切る 役目が強い。

 

石の関連ができると 何らかの キキができるようだ。

急所や形だからと 石の関連を図って 打っても「 キキ  」は 生じてくる。

何も石が置いてなければ キキもなければ 急所も存在しない。

「 そこに石があるために キキができる 」。

一着あることで 急所が焦点化され 石の攻防がおき 

自分の打った石に 責任が生じてくる。

 

ヒラキの場合の責任とは 上からの分断が キキになる場合が多い。

それを阻み ヒラいた間を つなげることが優先され

中央への進出が難しくなる。

三線の 二間ビラキに よくみられる。

 

トビの場合の責任のは 相手からの切断の 責任を負うことになる。

模様の拡大や 争点への先着。

あるいは 単独での かるいケシが多い。

一間トビやケイマトビが多いが ここの切断をねらって 

中原の闘いが 忙しくなることが多い。

 

石が離れる時なので 切断されるキキを念頭に 

慎重に 打ちすすめていかなくては ならない。

 

ヒラキや トビは キキに対応できるような構想に こころがけている。