学習塾を 始めた方がおられる。
氏は40代に入って 大企業の部長職からの脱サラだ。
「 今の日本をたてていく 人材を育てたい! 」
と 熱い胸の内を 語ってくれた。
平成の「 松下村塾 」 か…。
氏は
「 受験のための 学びの場ではない。 仲間で共有する体験活動も やっている。
核家族化・生活様式の変化で
欠如してきた子ども時代の 原風景を求め 提供していきたい。 」 という。
私も 「 遊んでばかり勉強は? 」 と 追い立てられて育った
受験第一主義世代だ。
どちらかというと 遊びは 「 悪 」と 位置づけられていた。
「 遊びの周辺 」 という本を 読んだことがある。
自分たちが育てた小カブを 何人かの子が数えている。
いつの間に 何人に分けられるか。
2人・3人・4人なら分けられるけど 5人だと〇個あまる。
いやあと◎個あればいいのに…。
というやりとりに 変わっていった。
一般的にいう 学習と遊びが一体になっているのが 子どもだという。
両輪でなく 両立だ。
表裏一体。
遊びに振れた振り子が いつの間にか学びにふれる。
遊びが変化する。
ある子は遊びから。
ある子は学びから。
いきつもどりつだ。
一つのことが それぞれに作用し 目を輝かせる姿は本物だ。
塾の学びの理念を 保護者の方もよく理解してくれ
点数より 子ども同士のかかわりや
子どもの姿から 新しい発見が 話題にあがるという。
親も参加の BBQ・町の歴史探索も いいのかもしれない。
「 日本棋院に行ってみよう! 」 も魅力的だ。