室町砂場の坪庭。雨に濡れて風情がありました。

今朝は気温が下がって過ごしやすかったですね。

秋がちゃんと立ち上がっていますね。
この秋の訪れを感じる日が私は好きです。

季節が巡ってきたと思えるからです。

久しぶりに易のお勉強に行きました。
わからないことを学ぶ時間って霧の中を歩いているようなのですが、私は結構これが好きです。
はっきりわからないから学ぶ、それが大人の学びだと思っています

生徒さんにも伝えています。


全部わかろうとしなくていいです。

あ!つながった!と思える時が来るから…と。


氣を学ぶ氣学ははっきりと白黒がつかないこともあるし、イメージで捉えることがとても大事な部分もあります。
1+1=2というように出ないことの方が多いから。

自分でわかった!そういうことね!

自分の中でわかった時に、

自分の引き出しに入っていくものなのです。

学んですぐの知識は、まだ買ってきた紙袋に入っている新しい洋服のようなもの。
それを取り出して(復習)、ハンガーにかけて(理解)初めて自分のクローゼットに入るようなイメージです。

今月も易の霧の中を歩いてきました。
ノートに何を書けばいいかもわからないくらいの濃霧でした。
メモができないくらいの濃霧は自分で考える力を養ってくれていると思います。

山地剝(さんちはく)という卦を学びました。

この卦は10月を表している卦でもあるのですが、

なかなか厳しい卦です。

この卦は「何にもなくなる」という意味の卦とされていて、これを出したときは結構ピンチの時と言われています。
もうギリギリ、首の皮一枚つながっているようなそんなことを表している卦。
足元がもう崩れてしまっているような状態。
結構、絶望的なシーンで出るそう。

でも首の皮一枚はつながっている!と読めば、

まだできることはあるかもしれない!ととらえることも可能です。
私はピンチがチャンスになる卦ととらえました。
ラストチャンスの時が来ているよ!のメッセージ。

今まで見て見ぬふりをしてきたことは?

易はいろんな解釈があっていいのです。
その人その人にあったシーンが出てくる。

私の山地剝は何だろう…。
見て見ぬふりをしてきたことって何だろう、

なんとなくやり過ごしてきたことって何だろう。
先生の話を聞きながら自己対話。


たぶんクラス全員がこの卦の意味を考えていたはず。

それぞれの立場で。

クラスメイトは経営のことで9月の易を立てたら山地剝が出たそう
話を聞くと結構大変な状態。

涙ぐんでいる。

本当に大変なのだと思います。


でも首の皮は一枚つながっている!

だからきっと何かの解決策はある。
でもその答えは自分で出さないといけないというのが易の教えです
いい解決策が出るといいなと思って、授業が終わってから「また来月に!」と笑顔で声を掛けました。

易の帰り道はいつも自己対話。
気づきをもらえる時間。
私のやり過ごしてきたことって何だろう…。もうわかっている…よね!?。
今年中に整理しなければ!と思います。

蓋をしてきたことに着手しなさい!と易が教えてくれている。
気づかせてくれてありがとう!です。

眠れない日は易を読みます。理解が進まず、すぐに眠れるから…!です。
いつかワクワクして眠れないというくらい、易経が読めるようになるために私の勉強は続くのです…。


お蕎麦が好きです。

濃いめのつゆが砂場の特徴で、少しだけつけて食べます。