当薬局では血液検査など様々な検査結果を参考に不妊相談をお受けしております。
そのなかでも甲状腺ホルモンが低くて不妊症に悩まれる方がいます。
甲状腺ホルモンが低いと不妊や流産、早産などのリスクが高くなります。
また、卵巣機能にも影響し卵胞の成長が思うように行かない原因にもなります。
橋本病などでなくとも低い場合もあり、お悩みの方は意外と多いです。
漢方的な見方では中医学言う気血の不足または停滞によるものされています。
個人的には気血を作るのが苦手な体質の方が多いようなイメージがありますね。
この体質の方はチラーヂンなどで甲状腺ホルモンを補充してもうまくいかないケースが多いです。
おそらくは甲状腺ホルモン低下の根本は腎の弱りが根底にあるもので、ホルモンを補っても腎の弱りに変わりはないからではないでしょうか。
なのでこの体質の方は腎を補ってあげると良い方向に向く方が多いです。
あとは気血を補い巡らせる事が大切です。
ちょっと難しい話かもしれませんが、血液検査などで指摘されたことがある方は気を付けましょう。